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RADWIMPS AAGT(大阪2日目 7/10)ライブレポート

楽しいことがあった日には日記を書くと昔から決まっている。

そんな日記ですので、駄文でもご容赦ください。あとライブの内容とかゴリゴリに書いてるので参加予定の方はネタバレにお気を付けください。

さて、僕がRADWIMPSに出会ったのは、2014年の冬、阪急電鉄烏丸駅から20時ごろに梅田方面に出る準急列車の中である。と、詳しく説明したいがそれはまたどこか別のタイミングに回すことにする。とにかく、RADWIMPSの胎盤、Human Bloom Tour 2017(HBT)、Road to Catharsis Tour 2018とライブに行き続けてきた。

そして、2019年7月10日、ANTI ANTI GENERATION Tour 2019に行った。

正直、モチベーションが皆無だった。というのも、昨今のRADWIMPSを取り囲む状況は少々厄介だからだ。少し昔から聴いている、いわゆる僕のような老害系のファンはおそらく同じような感情を抱いているだろう。そういう理由もあって、ここ数週間、下手したら1か月以上かもっと、RADWIMPSに触れない生活を送っていた。

しかしながら、かなりのファンであると自負しているので、もちろん予習で聴いておくことなどしなくても全曲わかる。よって、事前テンション上げゼロ極限低モチベで臨んだライブだったのだ。

結論から言うと、めちゃくちゃ楽しかった。

不思議なもので、めちゃくちゃ楽しみにしていたライブよりも楽しかった。

ここからライブの内容を少し語っていこう。

まず1曲目。Anti Anti overtureとtazunaからしっとりとライブは始まった。昨今のRADWIMPSのアルバムツアーでは1曲目がアルバムの1曲目であったので、まあ妥当だろう。(個人的には×〇ツアーの時みたいなのが好き)。そして驚いたのは演出である。なにやら、水のカーテンが出現し、照明に照らされてなんか綺麗。ほほぉ~となりながら見ていた。

そして2曲目。順当ならここでNEVER EVER ENDERが来るだろう。

来たのは、、、、、、NEVER EVER ENDER。

そこは予想超えてこいや!!なんて心でツッコみながらも、アップテンポの曲で好きな曲でもあったので、ノリノリに。サビではもちろんピョンピョン跳ねる。ここで驚きだったのが、周りの静かさ。後ろのほうとはいえ、びっくりするくらいの静けさで楽しんでおられる。近くで跳んですまんな、と内心思いながらも元気よく跳ねた。

そして次、ギミギミックです。これを待っていた。最高ですね。そういう曲もっとやってください。

と、長々と語っていてもダメなので、ここからのセトリなどは割愛して印象に残ったシーンと、全体を通して思ったことなどを書いていこうと思う。

そういった矢先に語るのは、ギミギミックの次の曲、カタルシストのお話である。この曲で僕は、大阪城ホールの音響改善を感じた。

というのも、前回RADWIMPSが大阪城ホールでライブしたHBTでの話なのだが、とにかく音響が悪く音も小さいしコーラススピーカーも変やしで大変だった。さすがにこれはよくないよ、と思い、そのライブ後に配布されたアンケートリンクから「音響くそ!!」(実際は丁寧な文面)という内容の意見を送った。そして、2年後、見事に改善されたのである。

これは素晴らしい対応である。いい音でした、今回は。

そしてライブ中盤、僕は全く好きではないけど巷では人気の曲「そっけない」の演奏が始まる。なにやらしんみりした雰囲気で野田洋次郎が歌いだした。そしてワンフレーズを歌い切り、天を仰ぎ、照明のほうを見ている。次の瞬間、、、


「ごめん、歌詞とんじゃったw」


えええええええええええええええええwwwwwwwwwww

歌詞とんでも歌いながら突然黙って観客に歌わせるタイプの洋次郎が曲を止めたことに驚きながらも、「忘れて、今の忘れて」という言葉に従い、忘れた。そして何食わぬ顔でMCからやり直す洋次郎。さっきとんだ歌詞を2回目でやたら強調して歌う洋次郎。なかなか面白かったです。

そして終盤に差し掛かろうという場面。おしゃかしゃまの超絶掛け合いで会場はヒートアップ。僕の心もヒートアップでお腹痛くなってきた頃合いでした。

機材トラブルが起こっちゃった!まぁそんな大層なトラブルではない、というかかなり些細なトラブルだったと思うんですが、観客を待たせたくない洋次郎はサービスで一曲弾き語りしてくれました。

曲はハナレグミの「おあいこ」。かなり好きな曲だし、洋次郎が楽曲提供した曲であったので、逆輸入カバーですね。なかなか良かったです。

あとはもう、テンションノリノリでいい感じでした。

ここでなんですが、毎回RADWIMPSのライブで僕は泣きます。基本的に泣かないということはないのですが、今回はモチベも過去最低で臨んだためか「泣かずに行けるんじゃね?」思いながらライブを楽しんでいました。

「最後の曲です」と言われ、完全に勝利を確信していました。

最期の曲は「愛にできることはまだあるかい」、映画「天気の子」の曲でした。まだリリースされていないみたいです。

初めて聴く曲だったんですが、これで思いっきり泣く。何を思ったか、めちゃめちゃに泣きました。いい歌詞だったんですよね。RADWIMPSは突然心のど真ん中にやってきて、心をさらっていくんですよね。恐ろしい。

そもそも新曲はベッドの中で独りで聴くものです。ずるいよね。

そしてアンコール。有心論→DADAの流れでした。今回のDADAは過去一番暴れた自信があります。最後の曲って分かっていたので、もうそれはそれは暴れました。

そして、演奏が終わった。

その時、野田洋次郎はライブの最後に毎回のように言い残す言葉を、今回も言い残していった。


「次会うときまで、死ぬんじゃねえぞ!」


この言葉が、今日も僕を生かしてくれているのかもしれない。

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