以下の続きとして、Webライターの収入について考えます。

■ Webライターで食っている人はいまや珍しくない

いまだに周りでは「1文字1円」ぐらいで仕事をしているWebライターさんが何人かいます。

1記事5000字として、5000円。
毎日仕事があれば月に約15万円で、1日に2本仕事があれば月に30万円です。
もちろんボーナスはありませんが、食べられなくはありません。

個人的なイメージだと、ここ数年は“Webライター”だけで食っている人が当たり前にいます。

分かりやすいところでは「Yahoo!ニュース」に記事提供しているWebサイトでは、わたしが知っているところで1記事1万円もあります（めっさ安いところもあると思います）。

1日に1記事1万円でも、毎日書けば月に30万円。

当然1記事は早くて数時間で書けますから、さらに1日で1本書けるとして、1日に2本書けば月に60万円となります（マジか）。

もちろん実際は、事前のリサーチなどで時間もかかります。

しかも、新人さん（もちろん単価は安い）が日々デビューするわけで、いつ仕事がなくなるかも分かりませんから、不安定は不安定。

また毎日仕事がある = 日刊で書いているライターさんってホントに地獄で60万円でも安いと思っている人もいるかもしれません。

とはいえ、1記事1万円（取材込み、原稿執筆は2時間内とか）はうらやましい限り。

■ ニュース記事以外だと、食えないかも

ただし、1日に何本を書いているWebライターさんはトップレベルだけで、多くは週に1本あるかないかという印象もあります。

すると仕事の掛け持ちをしていなければ、
週に1文字1円1記事5000字として、月収2万円。
同じような仕事が毎日あったとして、2×4 =月収8万円。

あとはどれだけ連載と飛び込み仕事をとってくるか……。

例えば、昔の知り合いで、旅リポート（つまり数日かかる）で、隔週掲載で5000円というのも聞いたことがありますが、月に1万円。

確か「Yahoo!」のどこかに載ったと思いますが、その後どう暮らしているかは不明です。

■ 結論として、Webライターは食える

自分の周りで“書いて食べている人”は、もう書くとかではなくプロデュースや企画編集など、ただ書く人ではなくなってますから、あれですが。

いちばん近い知る限りの知人ではまだまだビンボーですが、
名刺交換したニュース系サイトでは、月に40万円とか珍しくない印象。

と思えば、大手でもいまだに「1文字1円以下」があったりして、現状についてもっと教えて欲しいです。

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※掲載画像は「いらすとや」さんより