見出し画像

壊れない道作り 

3月9日 10日

連日のフォローアップ研修を経て、
林内作業道作り研修も終盤を迎えました。

9日から、奈良県吉野より
講師 清光林業 岡橋清隆先生を
再びお迎えして、壊れない作業道作りについて技法を学びました。


9日は雪のちらつく、風の冷たい1日でした。


木と木の狭い間から法面の基礎を作ってゆく。


大きな石がごろごろ出てきました。。


石の形によっては、法面の土留めとしても利用
出土した大きな石を、安全な場所へ移動
ヘアピンカーブの入口。
段切り・段盛りでキャタ転圧しながら締め固め、
法面を築いてゆく。


ヘアピンカーブでは想像以上の切土が出るため、切った土を納める部分をあらかじめ作る、ということが新たな気付きでした。


10日


抜根した後の大きな穴
穴はいきなり山側を削って埋めるのではなく、すぐ目の前の土を穴に押し込みながら斜面をつくり、
斜めに降りていくように。


あらかた地面が均せたところを、キャタで転圧し、ヘアピンカーブの基礎を作ってゆく。



出てきた石を、穴を掘って法面の下へ埋めていく。
ヘアピン部の上部を見上げると。
ヘアピンカーブを削りながら、後方へ出た土を下げ、上り勾配を作ってゆく。


今日1日の作業後。山を掘り下げ、ヘアピンの勾配も下がってきました。


明日でいよいよ研修の最終日です。
気を引き締めねば。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?