こんにちは！
採用担当者として私は危機感を抱いています。
というのも、ものづくり業界は今とても大事な時期を迎えているから。
新潟の情報しか入ってこないため、新潟中心の少し視野が狭い話にはなるかと思いますが。
今日はそんなお話をしてみます。

◯注目されていない機械製造業

採用担当をする中で当然就活生の動向調査なんかをしたり話を聞いたりしています。
ITやコンサル、あとは人材関係の職種が今の就活生に人気があるようですね！
ものを作り出すというより既存の形を変化させ、付加価値を生み出す職種といえます。
私たちの時代では金融や保険会社が人気がありました。
時代の流れによってこの職種が人気ってのは当然出てくるはずです。


一方で我々のものづくり業界はあまり注目されておりません…。
それは企業体系が古く、そもそもPRができていないのも大きな問題です。
私がSNSで情報発信を始めたのもそこが原点だったりします。

◯今こそ必要な機械製造業

機械製造業がなぜ今こそ必要なのか？
それは当社が加工、組立を行なっている工作機械こそがいろんな機器を作るために必要だから。
工作機械はマザーマシンとも呼ばれ、金属部品を作るために必要な機械です。
だからITの仕事をするためにも工作機械がないことにはスタートしないのです。

コロナ禍になり海外との物流が止まる時期がありました。
各国が自国に必要なものキープするのに必死。
そんな中、日本は自国での生産力が年々低下。
高くてもいいから部品を手に入れたいメーカーが今も続出しているんですよ。
国内の生産力がもっとあれば…。

◯機械製造の未来はどうなるの？

世の中で言われているように、この先どんどん自動化が進んでいくはずです！
量産品や製造が容易なものはどんどんマシーンに仕事を奪われていくでしょう。
それは人手不足故に仕方ない部分もあります。

でも人の手が必ず必要な場面があるんです。
それが協和製作所で行うような超大物や試作機等の一点物、精密機械にもできない高度な修正作業。
これは間違いなく残り続ける仕事です。
なぜなら量産品以外を自動化するのはコスパが悪いから！
それに輸送のことまで考えると大物はメーカーから近場で作れるのが一番良い。
新潟には工作機械メーカーが何社もあるので、大物製造の需要は残るでしょう。

もちろんAIに仕事を奪われないように技量を高める必要はありますけどね！
それに関しては一生懸命やっていますよ！！

◯どんな働き方がしたい？

当社の働き方は入社してからじっくり指導して、少しずつ技量を身に付けていってもらいます！
ものづくりの技術を身に付けるって大変なんですよ…。
その分10年、20年かけて身に付けた技術は全国のメーカーから求められるほど貴重で価値のあるものになる！

今の働き方って技量を身に付けて転職してステップアップしていくのが流行りじゃないですか。
でもみんなそんな職場を転々とするストレスに耐えられますか？
良い職場に長く勤めるって魅力ないですか？

うちは仕事柄長期の雇用が前提です。
だから長く勤めてもらえるように職場環境にはとっても気を遣っています！
人間関係が問題で辞めるって話は他所でたくさん聞きますからね🤔
気持ちよく働けるからこそ楽しいんです！！

みんなの生活の根底を支えるものづくりって大切だし誇れる仕事だと思いますよ！
それにここでは紹介できないですが、身近な商品もうちが作った機械で生み出されていたり…。
営業もクリエイティブな仕事もみんな素敵！
でもそればっかりが仕事じゃないですよ！

少しでもものづくりのことに興味を持ってもらいたいなと思います😊