私はスビンのアイドルスマイルが大好きです。わざわざ『アイドル』と書いたのには理由があって、それは彼が『職業:アイドル』として客観的に自分たちを見つめているから。
「僕は歌手の気持ちもファンの気持ちもわかる。だから皆さんをもっと良くしてあげたいと思うんです」

この言葉がそのまま彼の仕事に現れていると思います。「あー」とか「おー」とか言っている姿からは想像も及ばないほどの責任感の強さを感じます。

不思議なことに、私は彼の発する言葉を無条件で信じたくなってしまいます。それはきっとMOAに対してだけではなく、自分自身にも誠実だから。
私が「なんて正直な人なんだろう」と初めて感動したのはこの発言でした。
「僕が何かをこうやって一生懸命やってみたいと思ったことは22年の人生で初めてだったと思う」

見方によってはネガティブと捉えられることでも繕わずに言える彼は素敵です。尊敬します。「ゆっくりでも根気よくやろう」という言葉もすごく好きです。私は自分の力不足に落ち込みそうになるとき、いつもスビンの言葉を思い出します。
「無理しすぎてないかな？」と過剰に心配することなくTXTを応援できるのは、リーダーであるスビンの考え方のおかげだと思います。

世界を目指すグループのリーダーが「暗くて狭い場所が好きで、一番狭いボーカルルームに入って電気を消していた」なんて、誰が想像できるだろうか。私たちを元気づけるためにたくさん努力して姿を現してくれて本当にありがとう。誕生日おめでとう。ずっとずっと応援します。

そしてMMAミュージックビデオ賞、本当におめでとうございます。0X1=LOVESONGのMVでMOAになった人が私を含めて世界に700万人くらいいると思いますが、そんな私たちにとっての特大プレゼントとなりました。
未来の人々が『2021年のMV賞』としてこの曲を振り返るとき、「いい歌だな」と聴き入ることを願います。一過性の流行歌に留まらない魅力がこの曲にはあるから。