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ジェンダー論関係の捨て場

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記事一覧

管理職が残業を巻き取るのはいいけれど

最近ツイッターで下のような漫画がバズっていた。これについて、「理想の上司!」とほめるコメ…

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山口 vs 某ネットチンピラの後付け整理

山口氏は引用しているだけに元々敵対的になりたいと思っているわけではなく、論戦が非常にこじ…

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家事労働は飲食店労働者の労働量の20~35%程度(自家消費を抜くとその半分)

「逃げ恥」のスペシャルに絡んで「女性の主婦の食事作りはunpaidなのに、男性の料理はpaidであ…

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夫婦別姓時の追加考慮事項の面倒さと別の提案

コロナが始まって以降、本アカとnoteのほうでジェンダー論がやりにくいんだよなあと思っている…

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女性のやせ願望・摂食障害を社会的アプローチで防ぐ際に知っておくべきこと

女性のやせ願望については、摂食障害という健康上の問題のため、それをやめようという社会運動…

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生殖ビジネスの闇

女女格差としての代理出産 VERY2020年4月号という雑誌に掲載された記事で、女性活動を主題とす…

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共働きが増えると猛暑日が増える

共働きが増えると猛暑日が増える。「風が吹けば桶屋が儲かる」のような話だが、現代の東京ではこれは2ステップで成り立っている。 1. 猛暑日が増えた一因として、湾岸に都市が集積し、その排熱により海風が遮られたことが挙げられる 2. 湾岸に都市が集積したのは、居住地の選択の幅の小さい共働き夫婦の需要によるものである 湾岸への都市集積は猛暑日を増やすまず確認したいのは、東京および関東の猛暑は基本的に都市的地域ほど激しいということである。この50年の上昇幅を線形補間の傾きから求める

初期のプログラマに女性が多かったのは、むしろジェンダー分業が強かったことの表れ

久々にジェンダー論の話をちょっとしよう。最近、初期のプログラマ人口に男女差はなかった、と…

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政治家の滅私奉公性を減らす方法

前回記事はリーダー職の滅私奉公性と、それゆえの女性の社会進出における主夫の必要性について…

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仕事と育児の両立のコツ:家事の質を下げ、"マムスプレイニング"をやめよう

多くの女性が仕事と育児の両立を望みながら、それを諦めている。近年、その原因として指摘され…

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フェミニズムとは何なのか

大きなタイトルだが、割合本気のエントリである。 とある鍵アカウントの方が、フェミニズムは…

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女性が考える「男女対等」の発想の狭さ

従前からの読者はご存知の通り、筆者はジェンダーギャップ指数を改善することを目的として、仕…

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インターネット男女大戦とフェミニズムのイメージ

珍しく記事リプライが来ている。下記記事で私の記事に対してコメントをいただいている。全体的…

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ハリウッドは女性のリーダーを描けない?

筆者のTLには、数年前から「強い女性キャラクターは利己的なものとして描かれる、一方強い男性キャラクターは利他的なものとして描かれる。これは特にアメリカ産のコンテンツで強い傾向である」という言説が流れていた。 筆者としては「さすがに偏見では?」と思いながらこの意見を見ており、反例を挙げようとしていたのだが(私自身があまりドラマや漫画を見ないので基本的に他者の評論を聞くしかないのだが)、この傾向の反例が上手く出せないという引っ掛かりがあった。実際、その主張に沿う例のほうが先に思