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職場に早く行くのをやめたら、驚くほどラクになった話

皆さんは、どのくらい時間に余裕をもって出勤していますか?

心配性の私は、よく混雑する交差点の混雑時間を避けたくて、職場に出勤30分前に着くように家を出ていました。
混雑具合に振り回されて、メンタルまで乱されるのが嫌だったんですよね。

ところが、この生活をしているとなんだかメンタルの調子悪い・・・
メンタルが乱されないためにやっているのに。

理由を考えた末、家を早く出るのをやめたらだいぶラクになったんですね。

どれだけの方に共感していただける内容なのか、まったく未知数ですが、せっかくなので、ひとつの経験としてシェアしてみたいと思います。

あ、大前提として、私の仕事は早く出勤したからといって生産性の上がる仕事ではありません(スーパーのレジ)。
そして、その業務内容がとても苦手です。

それを踏まえた上で読んでいただけると幸いです。

仕事が嫌なのに早く行くって、矛盾してない?

そもそも論なのですが。

私は今の仕事が苦手です。
人手不足が原因で異動になり、レジ業務に就きました。
対人業務で刺激の多いレジは、HSPの私には正直向いていません。

それでもって、HSS型HSPである私は、時間や場所に縛られることをストレスに感じます。

それなのに。
混雑を避けるためとはいえ、
何が好きで嫌な職場に早く行くのだ???

と、ふと思ったわけです。

早く家を出た30分は「無駄な30分」に

早く家を出た30分を無駄にする気はもちろんなくて、「今日は本を読もう」と本を持って行ったり、「今日はSNSで交流する時間にしよう」と考えたりと、工夫はしていました。

ただ、意気込んだはいいが、それができない・・・

職場の魔力とでも言いましょうか。
家では普通にできることが、職場の駐車場ではできないのです。

「あと30分たったらレジに立たないといけない・・・」
「またあの環境で働かなければならない・・・」

職場に着いた瞬間から、ネガティブスイッチがON
本を読む気も、SNSのタイムラインを眺める気も失せ、いつもアラームをかけて寝ていました。

そして寝たら寝たで、嫌な夢を見るありさま・・・

出勤時間のアラームで目覚めると同時に、「また時間を無駄にした・・・」という思いと悪夢とが絡み合って、ものすごくどんよりとした気分になっていました。

「どれだけ仕事が嫌やねん」と、聞こえてきそうですね。

正直、すぐにでも辞めたいくらい、今の仕事は私に合っていません。
いま頑張れているのは、転居の予定があって、退職する日が決まっているからです。

おそらく、私と同じ症状が出たら、転職する選択肢を持った方がいいです。
一度どん底まで落ちると、回復するのには長い時間がかかりますから。

「無駄な30分」から一変、快適な30分に

そんなこんなで、早く出た分の30分は無駄になるわ、メンタルの調子は落ちるばかりだわで、家を早く出るのをやめました。

そうしたら、心がとっても穏やかではありませんか。

今まで職場の駐車場で寝ていた30分は、好きなことができる。
読書してもいいし、SNS見てもいいし、家事を片付けてもいい。
眠たかったらお布団で眠ってもいい。

出勤時間に近い時間に着くことで、駐車場で感じていた仕事へのプレッシャーも、少なくなりました。
むしろ、好きなことをしてから職場に行けるので、今までよりも気分が上がっています。

普通に出勤してたら遅れないことに気付く

それに、交差点が混雑して職場に遅れないか心配でしたが、普通に出勤すれば遅れることはありませんでした。

そもそもが心配性なので、30分を差し引いても、余裕を持って出勤できる時間設定をしていたことに気付きました。

正直、30分早く家を出るメリットなんて、まったくなかった。
強いて言えば、途中でお腹が痛くなったときに焦らないことくらいかな。

職場に早く着く余裕=心の余裕ではない

以上、私の「職場には早く行かないが吉」な体験談でした。

クリエイティブな仕事など、朝のクリアな頭で取り組んだ方が効率が良い仕事はたくさんあると思います。

私のように仕事に行くことが苦痛な方へ、ちょっとでもブルーな気持ちを和らげるヒントになればと思い執筆してみました。

本当に辛ければ、業務を変えたり職場を変えたりすることが一番の方法だと思います。

仕事も大切かもしれないけど、まずは自分の心を大切に

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