おはようございます。カーボです。

今日はライフワークである断酒啓蒙の話です。

大人気漫画の『カイジ』にハンチョウというキャラクターがいます。とても人気のあるキャラでスピンオフ作品まで出ています。

原作はコチラ↓

スピンオフ作品はコチラ↓

このハンチョウが最初に名を知らしめたビール事件があります。カイジの名言「キンキンに冷えてやがる！」が、生まれたのもこの事件です。

この手法が人を落とすテクニックとして秀逸なので紹介したいと思います。

ビール事件の概要はコチラ↓

１．まずは認める

　ハンチョウはカイジが頑張って我慢しているのをよく見ています。そして、そんなカイジにこんな言葉をかけます。

「わしもそうだった」「気持ちはわかるよ」

まずは認めることでカイジの頑なな心をほぐします。

２．正当な理由をつける

ハンチョウは更に続けます。

「無理はいけねぇ…無理は続かない」「自分を適度に許すことが長続きのコツさ…」

実際には一度その欲望を許してしまうと、あとは付け込まれるだけなんですが、この一見もっともらしい理由に人の欲望は飛びついてしまう…

断酒者も自分の頭の中でこのハンチョウと闘っているのではないでしょうか。人は言い訳を考える天才と言いますが、正にこのことだと思います。

３．無料で一本プレゼント

ひとしきり語った後、ハンチョウはトンと缶ビールを一本置きます。「これは私からのプレゼントだ」と、

それを飲んだカイジは叫びます。

「キンキンに冷えてやがる！　ありがてぇ…」

人の心理をついた完璧な欲望の刺激方法です。これをやられたら、誰しもひとたまりもないでしょう。

案の定、カイジはビール一本で済むはずもなく、買える限りのビールを飲み干してしまうのでした。

断酒も大きな落とし穴として誰かからの急なお酒のプレゼントがあります。「この一本飲み終わったら…」はとても危険です！

４．まとめ

いかがだったでしょうか？
紹介しておいてなんですが、この漫画を見ただけでビールを買いにコンビニに走りたくなる、そんな魅力と教訓が詰まったシーンです。

ただ、この手法を知ってるのと知ってないとでは大違いです。特に自分の中のもっともらしい言い訳は手を変え、品を変え、自分の脳内に襲ってきます。騙されないようにしましょう！

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では、また！