よいことも、わるいことも、すべて酒

お酒とのつきあい方がまだわからないでいる。三年ほど前に大きな失敗をして一年間酒をやめていた。酒をやめた(やめたほうがいい)理由はその失敗だけではなかったので、二つが重なったからもうきっぱりとやめた。一年間。

その後、節酒という一年を過ごした。節酒のルールは「酒は一日一杯だけ」。ビールを一本飲んだらあとは炭酸水。ジョッキ一杯でも同じ。あとは炭酸水。日本酒は一合まで。ウイスキーやラムなどのハードリカ

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お酒とテレビの無駄問題。

無駄、と言っちゃあ各方面に失礼ですが、
昨日、ほろ酔いで浴槽にお湯を溜めながらふと思った。

「あー、お酒ってつくづく無駄だな?」

もともとアルコールに弱いのもあって大した量は飲めない質だ。
でも飲むのは好きだ。

この日も、夕飯に『ほろよい』を1本飲んだだけで文字通りほろ酔い、どころか結構酔い酔いになる。安上がりな私である。

何がどう無駄かというと。

私みたいなアルコールヨワヨワ勢にしてみ

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バイとバイの息子(B)

マザーファッカーの告白【5】

今はテレビなどで市民権を得ている性的マイノリティLGBTの方たち。
両親の周りにも大勢いた。
みんなLGBTの方に見えたこともあったぐらい普通に横にいた。

当時、歌舞伎町交番横、数件建っているホテル前にいたオカマの立ちん坊カール(仮名)さんは、特にオレの思い出に深く刻まれている。

今の言い方だとオネエだと思う。合ってるか心配だけど。失礼があったら申し訳ない。女

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私はお酒を飲んでしまいました 下

(上からの続き)

 そんなわけはない。酒は向精神薬じゃない、偶然、たまたまそういう時期だっただけだ。たまたま体調が好転したからって、「酒はいいぞ」「煙草はいいぞ」なんてことを言うつもりは一切無い。酒を飲んだところで、金は減る、身体は草臥れていく、悩み事は依然そのまま、解決を先送りにしているだけ、俺が酒を飲むメリットなんてなに一つない。
 今回にしたって、ジムに行って身体を動かして汗を流したほうが

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私はお酒を飲んでしまいました 上

ここ一週間ほど、なんだかストレスを感じることが多く、頭がパンパンに張っているような感じに襲われていた。血圧が異常に上がっているような、なにかの拍子に頭の血管が切れそうな感じ。
 昨日ちょっとしたこと、ほんのちょっとしたことなんだけど、自分の中では決定的なことがあり、それでもう限界になって、半年続いた禁酒の禁を破ってしまった。

 ストレス、具合がいい頃はあまり感じないが、具合が悪くなると、てきめん

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気分のよい朝をはやしたてる

前日ビールを飲まずに寝たので目が覚めてまだ横になっているときの脳が気持ちいい。

新鮮な酸素? みたいなものがあたまじゅうに染み渡るようなイメージ、みしみし、ぴきぴきする。

ヒュ~ヒュ~! 気持ちいいよ~! と、飲まない日の朝をはやしたてて起きた。

夫が家を出て生活がリセットされて以来やや迷走していた朝ごはんだが、徐々にパスコの超熟8枚切りに決まりつつある。3割引きの超熟をみかけたら2斤くらい

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ありがとうございます! うれしくてにこにこしております!
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バイとバイとの息子(A)

マザーファッカーの告白【4】

昭和52年渋谷の松井医院。
大好きな両親からオレは生まれた。
ずっと新宿で育つことになる。

小学校5年生まで住んでいた新宿六丁目、最寄り駅は最寄りになく、新田裏というバス停が唯一の交通手段だった。
新大久保駅と新宿駅の狭間にある悪いとこ取りの立地だった。
歌舞伎町には徒歩か、自転車だ。
酔っ払いがいるとタクシーだ。

金物屋、天ぷら屋、スーパー、催事場、ペットショ

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禁酒40日目

実は令和始まってすぐくらいから禁酒しておりまして、GW中のBBQを最後にお酒をやめてます。

色々理由はあるんですけど、なんだかんだで長時間にわたり飲みすぎてしまう事が多いなぁと思っていたのと、楽しくはあるものの、それによってダラダラと時間を失っている感じがすごく勿体ないなと感じていました。

また、体調面でも僕はもともとお腹が緩い方でして、飲んだ翌日は毎回下すので、いい加減飲まなければ改善するこ

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飲まないお酒

数年前のある日、私はバーで飲んでいた。
その時は週末に一人で、ゆっくりとした時間を過ごしたかったのだ。
疲れた頭が心地よく痺れる感覚を味わいながら、客とバーテンダーの会話を聞くとは無しに聞いていた。
バーでは良くある話題で、カクテルについてのエピソードだった。
「マティーニを飲む人って信じられないですよね」
若いバーテンダーは言った。
「あれは強いから、普通バーテンダーは飲まないっすよ」
へぇー、

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ランドセルを置き安酒をシンクに流す(B)

マザーファッカーの告白【3】

サイドボードの前には白い冷蔵庫。
北西向き、ほぼ日陰のアパートにピュアな感じで白く佇んでいた。

まともに開くスペースがなかった小さな冷蔵庫の扉の中の記憶はほとんどないが、冷蔵庫上に設置されていたえんじ色の電子レンジにはよく助けられた。
空腹を満たす時に電子レンジでジャガバタを作るのが大好きだった。
友達が来た時は、みんなに振る舞った。

いつまでもオレの家にいて

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