乳がん宣告されました

2015年7月に乳がんの告知を受けました。31歳、独身、6月に転職したばかりで、まだまだ仕事も恋愛も楽しみたいお年頃には、あまりにも残酷な現実でした。

きっかけは、下着をつける際、左胸脇の違和感。触った瞬間、大きなしこりを発見。これはヤバイだろう!と、次の日には会社を休み、早速病院へ。
エコーを取り、先生も怪しいと感じ、すぐに針生検。バチン!という凄い音がなる注射のようなモノで細胞を三箇所取りました(痛かった…)そして結果は一週間後…

結果を聞きに行く際は、母も実家から駆けつけました。

結果は悪性腫瘍。3㎝にもなっていました。全摘を覚悟してくださいとのこと。

どうして今まで気づかなかったんだろう?悔しさで一杯で、涙が溢れました。母もショックで泣いていました。母の泣いた姿、初めて見た気がします。

乳がんは手術で簡単に摘出出来ます。しかし、胸が無くなること、抗がん剤の副作用で、今後妊娠が難しいこと、転移など生存率が下がること…今後様々な支障が待ち受けてると説明され、それはもう絶望でした。

しばらくは泣いて過ごし、仕事にも行けず…。なんとか気を取り戻し、上司へ報告したところ、そこで待ち受けていたのは、まさかの「解雇」でした。

6月に転職したばかりで試用期間の身だったので、しょうがないのだけれど、癌と解雇のダブルパンチ。会社としても治療に専念してほしいとのことだったのですが、やはりここでも「絶望」を味わうのでした。

もう精神状態は崩壊。
でも家族には気丈に振る舞う。
「私、大丈夫だよ!」

そうでもしてないと前に進めなかった。

その後は大きな病院での検査、治療が始まるのであります…

つづく
#乳がん
#乳癌
#解雇


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