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速記をかじる。速くは書けない。素人

<小さいころ中根式速記をかじる。その後、進歩していない>

忘れられないのは1985年以降の三浦裁判だ。傍聴券が当たり、文化部員から大学ノートを借り法廷に入った。これがきっかけ。裁判内容を書きまくる。約3000行、反訳に6時間以上かかった。

速記をかじる。速くは書けない。そう書いている通り素人だ。あとの裁判は報知、スポニチと役割を分担して効率化を図った。他部から2人が助っ人で加わり、1人のときよりも楽になった。

とはいっても素人軍団、まだ荷が重い。「参議院出身の女性を臨時で雇いました。(省略)国会で活躍後フリーに転じた彼女は、やはり速記のプロでした」。私は当時を振り返りこう書いた。

中学から始め数十年。技術は未熟も2002年10月26日、日本速記120周年記念会で日本速記協会から表彰状を頂いた。赤面の至り。

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