ゆうパックで新米が届いた。インターホンで「おコメです」という。「新潟からかな、早いな」とドアを開けたら、岩手の甥からだった。昨年は10月17日に届いている。毎年ありがとう。

夕方電話すると姪が出た。「人も機械もボロボロ。あと何年作れるか分かりませんが、それまではおコメ送ります」。人や機械以前に肝心の後継者がいない。どの家も同じ悩みを抱える。

新潟の農家もそう。10月７日に「３週間ほど入院することになりました。おコメは退院後になります」と連絡があった。今月中に退院出来ればいいのだが。１人欠けると仕事が回らない。

我が家は田植えも稲刈りも遅かった。高台から田圃を見ると一目瞭然。近所の人に手伝いをお願いし事なきを得た。機械化で農作業は楽になった。万事ＯＫと言える日が来るのはいつか。