甥がお墓参りのため田舎から出てきた。10月４日は生きていれば71歳の誕生日。そう教えたら「いい日に来たんだね」という。娘ではなく、神奈川にいる甥（弟）が道案内としてついて来た。

義理堅いことにロウソクと線香持参だ。花は駅で買えると聞いていたとか。初めて浦安に来たのは京葉線開通前だという。30年以上も前、駅周辺は原っぱが多くその変わりように驚いていた。

「仏壇ありますよね」。お墓の次は、これまた小さな仏壇を参る。「やっと会いに来ました」と遺影に呼び掛けた。日帰りである。朝は弾道ミサイル発射などで新幹線遅れる。帰りは順調か。

最初に仏壇を買った。位牌や遺影をどこに置くか考えると、必要だと思われた。お墓は妻の要望で「墓地公園」と決めていた。甥にお墓と仏壇をお参りいただき久しぶりに満足しているかな。