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天声人語と素粒子クマ情報と支局日誌

朝日新聞と日刊スポーツを取っている。50年以上の長い付き合い。友人は会うたびに「あの新聞、まだ読んでいるの」とあきれ顔だ。そう言われると、逆にやめようという気にならない。

朝日のどこが好きか。朝刊なら「天声人語」。夕刊は「素粒子」かな。みんなそうだろう、と煙に巻く。日刊はどうか。最初に「政界地獄耳」を読む。だから休載の日は手持ち無沙汰だ。

岩手日報ウェブサイトのクマ情報はユニーク。あとでまとめて読むのは「支局日誌」。各支局長(?)のコラムは味がある。日経平均チャート、体重、血圧、体温チェックで日が暮れる。

12日のクマ情報 「クマに襲われ遠野署員けが 渓流で釣り中」。33歳の男性が1人で入山し、成獣とみられるクマ1頭に襲われた。頭や背中を引っかかれて負傷したが命に別条はない。

中学生のころだが、近所の中年男性がクマを投げ飛ばし有名になった。襲ってきた小さなクマと格闘の末、見事捕獲し、各紙に大きく載った。令和の今も「クマに注意」とは驚きである。

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