東京都では緊急事態宣言に伴い、都職員や警察が連係して、路上飲酒を控えるよう呼び掛ける。地べたやベンチに座って飲むのは迷惑行為である。これは東京以外でも見られる光景なのだろうか。

この立ち飲みは若者ばかりではなく、30代、40代にも見られる。喫煙所みたいなところがあればいいのだが、いまはお酒を我慢してもらうしかない。たばこのポイ捨て問題同様に対策が必要だ。

50年前、シンナー遊びが流行した。値段が安く入手しやすいことから急速に広まる。駅の階段などで若者が、ビニール袋にシンナーを入れ吸っていた。昭和45年には約５万人の青少年が補導された。

マスクをつけるとか、しないとかで警察沙汰になるご時世。今回の緊急事態宣言は、５月11日までの短期集中。前２回と比べ期間が短いという前に、まずは約束事を守ろう。「３度目の正直」に期待？