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もう50代「朝刊花子さん」元気ですか

午後4時すぎ、ポストから3日分の夕刊を取り出す。少しためすぎたかなと反省。エレベーターの前で新聞に目を通していると、女性から「3紙も取っているんですか?」と声を掛けられた。

彼女は新聞販売店員&大学生。愛用のバイクに乗って新聞を配っていた。新聞は2紙取っている、と言うと「うちの新聞もお願いします。やはり慣れている新聞の方がいいのかな」と苦笑い。

目的の階に止まると「気が向いたらお願いしますね」と軽く頭を下げエレベーターを降りた。明るい女性を見ていたら、会社近くで会っていた女子大生を思い出した。もう50代、元気ですか。

新浦安駅午前5時10分の始発に乗る。築地駅一駅前の八丁堀駅で下車し、歩いて会社へ。同じ場所、同じ時間に新聞配達員に出会い、挨拶するようになっていた。同じ東北の秋田出身だった。

「アダナは朝刊太郎」。山田太郎の新聞少年(作詞:八反ふじを、作曲:島津伸男)を教える。♬僕のアダナを知ってるかい 朝刊太郎と云うんぜ…。すると「私は朝刊花子です」と笑った。

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