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見守り以前に子どもの姿を見かけない

家にいる時は防災行政無線が時計代わりになる。正午と午後5時にチャイム放送、日没時間が早い11月から2月にかけて午後4時30分に「子どもの帰宅を促す放送」を実施している。

流れる放送は「こちらは防災うらやすです。午後4時30分になりました。子どもたちは気をつけておうちに帰りましょう。地域の皆さんも見守りをお願いします」という内容である。

放送直後に外を見た。見守りどころではない。子どもの姿を見かけない。普段遊んでいる公園も寒々している。幼稚園児はみな家の中にいるのだろう。小中学生は塾に行き勉強中か。

息子は小学生のとき、剣道着を着て稽古に行っていた。柔道着姿で自転車に乗り道場に行く児童もいた。すれ違いざまに「おう、かっこいいな。ガンバレ」などと声をかけたことも。

この日午後、近くの野球場一塁側ベンチでひと休み。外野では中高年男性がゴルフの練習中だ。鍵が閉めてあり野球場に入れないが、私以外に内緒の出入り口を知っている人がいた。

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