後ろを振り返る

「過去を振り返るな」「前だけを見つめろ」など著名人の方や自己啓発本などで発信されていますが、私はそうは思いません。

日本人は先進国の中で自己肯定感が低く、私も少し前まではかなり低かったほうです。私がその自己肯定感が少しずつ改善できて、過去では考えられないようなところまで来れた理由は、『後ろ(過去)を振り返る』ことをしたからです。10歳からサッカーを始めてすぐにのめり込んだものの、全然上手くはなくスタメンで出場することがほとんどありませんでしたが、大人になったらJリーグで働きたいという夢を持っていました。しかし、周りからは「そんなにサッカーが下手やのにJリーグで働けるわけないやろ」などと言われることもあり、かなり自信がありませんでした。

サッカーの専門学校に行き、インターンシップでプロクラブでマネージャーとスクールコーチとしていたときも、スタッフからは「その仕事ぶりではマネージャーとしてやっていけない」「今はJリーグの選手が引退してスクールコーチになるのが多いから、お前には難しいよ」を言われ、このときも自信がなくなり、かなり不安を抱えていたことも覚えています。

その後も他のチームで働いているときに周りには夢を壊す【ドリームキラー】の方がいましたが、反対に夢を応援してくれる人がいてくれたおかげで、なんとか自分を保つことができました。そして、途中からドリームキラーには極力近づかないように、そして自分の目標や夢を話さないようにしてきたおかげで、周りの人から自己肯定感を下げられることが減りました。

後ろを振り返る作業

現在はメキシコのサッカークラブで指導者として仕事をしており、1年前からは想像もできなかったこと現実に起こっています。スペイン語で現地の人たちと会話しているのも、スペイン語を勉強し始めた頃には想像もできなかったことです。

つまり、過去を振り返って、【過去にできなかったことで今できるようになったのは何か】を定期的に探すことで、どれだけ自分が成長したかを確認することができて少しずつ自己肯定感が高まっていきます。ただし、【初めてのことに挑戦し続ける】【学び続ける】という前提が必要になります。ぼーっと同じ作業を繰り返して毎日を過ごしていれば、過去の偉業を確認するだけになり、現実を直視しづらくなるので、振り返って自己肯定感を高めるやり方ができるのは学び続ける人だけに限ります。

サッカーが下手なのにメキシコのプロクラブで指導者として生活していけているだけで奇跡ですが、さらに自己肯定感を上げ、もっと高みを目指して実践していきます。

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