手術3日目大変なことに〜そして退院


カテーテルを抜く

手術が火曜日。先生の説明では最短で5日目の退院。3日目にカテーテルを抜いて4日目に問題がなければ5日目に退院。その想定だと日曜日に退院が出来る。木曜日に中川先生が「明日カテーテルを抜きます。月曜日にはお互い会わないように祈っています。」とのことだった。
朝8時ごろだったか、看護師さんに連れらえてレントゲンのある治療室に。まずはレントゲンで尿漏れがないか確認をする様子。担当の先生が「大丈夫ですね。抜きましょう。」とあっさりおっしゃった。
カテーテルの先から暖かい液体を逆に膀胱に流し込み、洗っているのか心地よい。それからカテーテルを引っ張るとするりと抜けた。
なんか変な感じ。自分の中から何かを生み出したような…
持参した尿漏れパンツをはいて病室に戻る。

排尿量を測る

病室では看護師さんが「排尿の量を測るので」と500㏄ぐらいの計量カップと尿をためる袋がトイレに準備される。都度カップに排尿し、それを袋に入れるのだ。あわせて尿漏れパンツの重さを測り、漏れた分も正確に記録をする。
1-2時間してトイレで排尿をしてみた。チョロチョロと尿が出る。痛い。排尿痛だ。少し血も出る。
ベッドに寝ているためかそれほど尿は漏れない。これは単純に重力がかからない姿勢だから。
お昼ご飯を食べて少しフロアを散歩したりして過ごす。
そして夕方にトイレで排尿。なんと普通にオシッコが出るではないか!すごい。これでもう大丈夫。と感謝をしていた。

夜に大変なことに

しかしそう簡単にはいかなかった。夜の10時ごろ、トイレに行って排尿したら激痛に見舞われた。便器で唸っていると血尿が出ていた。
そして排尿できなくなってしまったのだ。慌ててナースコール。後にも先にもあれだけの痛さはあまり経験がなかった。
これまで最高に痛かったのは以前にも書いた生体検査だったのだけど、あれに匹敵する、いやいつ痛みが去るのかわからないと考えるとこっちの方が辛かったかも。

看護師さん(男性だった)がドクターと電話で連絡を取り、当直のドクターに再度カテーテルを入れてもらうことになった。(ちなみに若い女医さんでした…)
病室でカテーテルを入れると嘘のように痛みもなくなり、尿がスルスルと出始めた。
翌日は土曜日。泌尿器科の先生がいらっしゃって「あと2ー3日様子をみます」とのこと。日曜日退院はおあずけとなった。

その後は問題なく

カテーテル生活に戻るがそれ以外は不便のない入院生活となった。パソコンも触れるし、ベッドで本も読める。
後で書くが、土曜日はJFLの試合があり、しかもホームゲーム。この試合も病室からyoutube応援となった。劇的勝利で終わったこの試合は一生忘れないだろう。
ちなみに人生を考えようと思い、「人生で達成したい100のことを書くノート」を持ち込んで書いていた。
どんなに頭を絞っても50が書けない。ちょっとした希望を書いてもだ。

月曜日には日曜日休みだった院内のドトールコーヒーが朝から営業。朝食を食べたらコーヒーを買いに行って、病室で未来を考えたり日記を書いたりしていた。
夕方はちょっとナーバスになる時間なのでswitchでゴルフゲームをしたりして時間を潰した。食べ物も制限がないのでコンビニでスイーツを買ってみたり。
夜はダウンロードしたNetflixやApple TVのドラマを見たりしていた。

結局月曜日の朝に看護師さん(女性)が「カテーテル抜くようにと先生から指示ありましたよ」といらっしゃって、またスッポン、という感じでカテーテルを抜いた。
この日は問題なく尿も出る。ただし排尿は痛い…。

退院に

夕方になり中川先生がいらっしゃって「月曜日に会っちゃいましたね」と言いながらも状況をチェックして「明日退院しましょう」と言われる。
ということで翌火曜日に退院となった。

当日は看護師さん、薬剤師さんの説明があり、書類の確認をして先生がいらっしゃり退院の確認が終わり。会計もスムーズに終わる。
人によって条件は違うだろうし、保険のことも同じではないと思うがおよそ30−35万円の間ぐらいの金額だった。ちなみに個室です。
家内が来てくれたので、ありがたくタクシーに乗って帰宅。
「娑婆に帰った!」と感動するかと思ったけど、痛みはあるのでそんな気分でもなく。

火曜日は定例の経営会議。先週は手術だったのでスキップしたが、ZOOMで参加した。痛みで座れないのでベッドで半分寝そべりながらだが。
いきなり仕事モードに突入だ。

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