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柴犬さくらの「苦手」なもの

すっかり室内犬になった柴犬さくら。
最近、古くなったパーカーをさくらの洋服に仕立て直してみました。
大人しくされるがまま洋服も着てくれますが、胸元が少しきつそうに見えるので改良をしないといけないと思いつつも、自分が着ていた服を着ている姿を見ると何とも言えない気持ちに・・かわいい 笑

元のパーカーの雰囲気を残しつつミニサイズになった感じです。
なかなか似合うんじゃないかと
元のパーカー

さくらが室内に入るきっかけは「雷」でした。
夏の終わりごろの雷がひどかった日、庭にいたさくらの尻尾は縮こまりガタガタと震え怯えた目をしながら家中に入れる引き戸の前で丸まっていました。
見かねてお試し室内生活をしてみた所、先住猫ともそこそこやっていけそうだなと思い今に至ります。


さくとあめ じゃれつき仲間

出会ってすぐに気がついた苦手な事は、腰やお尻の辺りを触られることと昼と夕方に流れる町内放送の声でした。
腰やお尻はガリガリに痩せてしまっていたので特に苦手になっていたようですが、お肉がついて程よくむっちりした今は、以前よりかは嫌がらなくなりました。
町内放送は、室内に入った今もすっごく苦手で、流れ始めたら尻尾が下がり部屋の中をウロウロするし「う”~」(人間的 やめてくれ~ みたいな)と鳴いています。
町内ではいつもの放送の他にサイレンとアナウンスが流れる訓練放送があるので、心配で近くに居たいと思ってその時は職場に連れて行ったのですが予想外な事に訓練放送はそんなに気にしていませんでした。
どうもいつもの放送の女の人の声が苦手で訓練放送の男の人の声はそうでもないのかもしれません。
音の高さも苦手と関係あるのでしょうか!?

室内に入ってからは様子をよく見れるので苦手なものが他にも沢山あることに気がつきました。

  • 大きなものや長いものが動くと怖い(他にも苦手な子、多いかも)

  • 物音や急な動きに敏感

  • テレビからする声が怖い。特にバラエティー番組が苦手で、元気系芸人さんが苦手

そして、ビールなどの缶を開ける音が怖い。
ビールの音は、他の者とは違って開けた後もしばらく怖がって近くに寄って来ません。
ニオイも嫌いなのか?リビングに来ないで廊下でウロウロしてしまいます。

最近、ホットカーペットを購入して暖かいので床座りのローテーブルでご飯を食べる機会があったのですが、ローテーブルでご飯を食べる行為も苦手で、落ち込んだ様子で廊下に逃げて伏せをして終わるのを待っています。

さくらは迷子だったので、以前の生活がどんな様子だったのか分かりません。
でも、室内にもすんなり入ったしソファーの上でくつろいだり猫と仲良くしたりも出来るので、室内に居たのかな・・とも思うし、大勢でなかったら人も嫌いでないし、叩かれたりもしてないように思います。
基本的にとっても穏やかで、病院は先生が優しいので会うと尻尾ふりふりします。
ビールやローテーブルでの食事スタイルに嫌な記憶があるのかな?と思います。

最近はストーブにあたりながら、このクッションで寝るのが流行り。

苦手な事を無理やり好きにさせようとは思わないのですが、新しい記憶として「別に怖くないじゃん!」と思ってくれたらいいなとは思っています。

そんな時、自分たちはどんな態度をとったら良いのか・・。
心配や不安は共通言語がなくても雰囲気や態度で伝わると思っているので、犬猫にも余計な心配をかけたくない時は気を付けています。
また、心配ないことや楽しいことも雰囲気や態度が多少は伝わるのではないかと思うので、少しづつでいいので怖いものが減ったらいいのにと思います。
怖い記憶ってすごく根深いと思うけど、安心が増えたらいいなと思っています。


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