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【公認会計士試験】短期合格者の成績推移

こんにちは、りんりんです。

今後、会計士試験合格を目指す人たちに参考になればと思い、筆を取っています。どうぞよろしくお願いいたします。

今回のnoteでは、直前答練・模試・本番成績について、その時に考えていたことや自分なりの分析を、ひとつの事実としてお伝えできればと思います。

「合格者はこれくらいの点数を取っているものなのか」、「こんな点数でもまだまだ挽回できるのか(主にこっちが多いです…)」、など何か参考になる点があれば幸いです。


前提

勉強期間:約1年(2020/08/27~2021/08/22)
受験環境:社会人→退職専念
予備校・コース:CPA会計学院、2年速習コース(2021/2022合格目標)

短答式試験

短答式試験の直前答練・模試・本番の得点と判定をまとめました。なお、日付が前後している所があるのは、速習コースであるため、カリキュラムの都合上、リアルタイム受験ができないためです。

このままでは少々分かりにくいので、受験日を横軸にプロットしてみました。

各科目、次第に点数のブレが抑えられ、得点率が増加しているようにも見えますが、なんとも言えないですね。

直前答練を1→3→2まで受けたところまでは、点数が伸びるないし横ばいだったので、合格点には届いてないものの「このまま頑張れば合格も見えてくるなあ」と思っていました。しかし、その後受けた模試で60%を切るほどの低い点数を取ってしまい、かなり落ち込んだのを覚えています。落ち込みすぎてそこから1週間くらいの間、まともに机に向かうことができませんでした。

でもなんだかんだで、「最後まで頑張ってみるか」という気になり、再び机に向かって勉強を続けていたら、最後の直前答練4で急激に点数が伸びました。そのおかげでやる気も超回復して、本番まで走り抜けることができました。

点数で一喜一憂する性格が、結果的にプラスに働きましたが、よくよく考えてみれば、そんな短期間で実力が大きく変わるはずもないので、問題の相性だったり、その時の調子で、それだけ点数が上下してしまう可能性がある試験なのだと思います。なので、みなさんも低い点数だったからといって落ち込む必要は全くないと思います。

論文式試験

同じく、論文式試験の直前答練・模試・本番の得点と判定をまとめました。未受験部分は、速習コースのカリキュラムの都合上、受験する必要がないとされた実施回になります。
(講師に相談したうえで受験した回もあるため、標準より未受験回は少なくなっています)

同じく、受験日を横軸にプロットしてみました。

経営学・管理会計論は比較的得意な科目ということもあり、たまに点数が跳ねていますが、他の科目については、順当に得点率が増加しているようにも見えます。

監査論・企業法・連結会計が苦手だったので、これらの科目は試験直前まで偏差値が低迷していました。租税もコア論点講義のみなので、点数を稼ぐのはハナから不可能で、経営学・管理会計だけを武器にして戦う状況でした。正直「合格無理かな…」と心の中で思っていましたが、逆に期待値が低いおかげで、答練で悪い点を取っても落ち込むことがなかったので、モチベーションの維持という観点では、それはそれでよかったのかもしれません。

そして本番では、経営学が順当に跳ねるだけでなく、まさかの企業法が一番跳ね、その他の科目についても52を割ることなく、「得意科目で稼ぎ、苦手科目は52を割らないように耐え切る」という短期合格の模範解答のような得点になり、合格を勝ち取ることができました。

あと一つ興味深いのが、最初の伸び率が少なく、後半になるにつれて増加率が大きくなっている点です。受験界隈ではよく聞く話ですが、点数の伸び率は勉強期間を通して線形ではなく、最後の追い込みでグッと伸びる時期が来るということです。

答練の点が伸びないことは全く問題ではなく、そこからどう改善していくかが大事なのかなと思います。直面している問題は人によって様々だと思いますので、もし迷ってしまったら、講師との面談などを活用して、効率よく学習を進めていくのが良いと思います。

なお、論文式試験本番の感想等については、このnoteに実際の答案用紙と一緒に載せているので、ぜひこちらも見てみてください。

あとがき

このnoteに書いたことは、あくまでも「私はこうだった」というだけのことですが、もしこのnoteを読んでいただけた方々にとって少しでも参考になる情報があれば、とてもうれしく思います。何か気になることがあれば、お気軽にコメントください。私でよければなんでもお答えします。

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