突発的何か



心臓に鉛でも入っているのだと思う。
私の気持ちの代わりにそいつはまるでちぎれさせるかのように心臓に重みをかけ、不快を表現して下さる。

頭部の筋肉は引き攣ったまま口の角を返してはくれない。
可愛い笑顔。
私の可愛い笑顔。
大好きな私の可愛い笑顔。
そして、大好きなこの重み。

不快さを私の頭部は分かってはくれない。
私の身体は頓珍漢で巷では有名だ。
重みが消える頃には、
人も消えている。

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