甘くない子どものつぶやき(7)時代劇
時代劇のつぶやき
自宅にテレビを置いていないので、祖父宅で初めてテレビを見た娘。
最初は不思議そうに、テレビに近づいたり裏側を見たりしていましたが、いつの間にか、テレビのリモコンの使い方をマスターしていました。
しかし、テレビは祖父が見る番組が優先。
必然的に、娘も一緒に祖父が好きな野球や時代劇を見ることに。
その影響で、そのころ保育園児だった娘は、時代劇で使う言葉を覚えてしまい……
保育園のお友達に、
「お主」と言い。
騒ぐ男子に、
「ひかえおろう」と言い。
祖父宅へ行く時は、
「屋敷に行く」と言うように。
保育園の連絡帳には、
「言葉使いが独特ですね(*^ ^*)」
と書かれたことも。
そんな娘のお気に入りは、
水戸黄門でも遠山の金さんでもなく……
松平健さん主演『暴れん坊将軍』のしんさんこと徳田新之助。
『冷や飯食いの旗本の三男坊ってなぁに?』と聞かれた時、4歳児に理解できるよう伝えるのに苦労しました。
今でも『た〜たた〜たた〜たた〜♪』と、暴れん坊将軍のテーマ曲を無意識に口ずさむ娘です。
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