私は幸運にも早期退職ができました。

私には賢い上司がいて、その上司が定年でやめる前に私に助言をくれました。
60歳で定年して新しい職を探すのと、50代後半に早期退職して職を探すのは、

天と地くらい環境が違うと。

さらに私がツイていたのは、58歳の時にわたしの勤める会社で早期退職の募集が始まったこと、これはコロナの影響。
「一枚の年賀状」でも書きましたが、人材システムの検索・絞り込みの都合上60代は切り捨てられる。50代もかなり切り捨てられるが、まだ少しはまし。
私の体感値ですが、就職先の候補数は40代を「100」とすると50代は「10」、60代は「1」と言った感じです。

10分の1ずつになっていく。

どんなに現在の役職レイヤーが高くてもだめです。だって

シニヤを雇ってもデメリットしかないから。

年齢が上がるほど体力がない、先が短い、新しい事が覚えられない、なんか気をつかう、あくまで平均的な話ですので、例外的な方は一定数いらっしゃるかと。
だからせめて50代のうちに早期退職して、動きました。やはりちょっと怖かったけど、

前に進まなければという使命感のようなもので。

結果60歳過ぎてみてよかったと実感しています。
これがベストの選択かはまだ分かりませんが、今のところよかった。お金とかやり甲斐だけではなく、子供の頃から憧れていた仕事にも近づけたので。

人生の中の決断を評価するのは自分でしか判断できませんからね。