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Day21 装具で歩行練習を開始する

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受傷4週間、術後3週間が経過した。

ここからは今まで散々集めてきた本やネットの知識を結集させて、歩行へ向けてのリハビリに取り組んでいく。

まずは背屈の可動域を広げること。
今は背屈90°までの制限がかかっているが、そもそも90°すら厳しい状況である。
現在私は、二足で立っているときや椅子に座ったときに患側のかかとが浮いてしまう。

次に装具をつけたまま全体重の20%を患側に荷重していく。
これも背屈が固いので思ったより荷重できない。
しかし早い段階での荷重は腱の再生に有効なので、無理のない範囲で積極的にやっていく。

装具を着けた今、歩行は片足ではなく両足で行うことが可能だ。
人によっては早い段階で松葉杖を離せる人もいるが、私はとてもまだそんな状態ではなく、患側に荷重しすぎないよう、せいぜいがに股で歩くのが精一杯だ。
しかし片足で松葉杖をついていた頃に比べて、一応両足を使って歩けるのは安定感や疲労度が違う。

背屈は可動域を広げるだけではなく、すねやふくらはぎの筋肉のトレーニングも必要だ。
あるトレーナーは、可動域を広げることより腱と筋肉を鍛えることに重点を置くべきだといっていた。

あとは癒着剥がし。
これは今の段階で結構重要なことだと思っている。
術後のギプス固定の段階で、縫合した部分の腱と皮膚が互いにくっついて癒着を起こしてしまう。
その癒着を早い段階でどれだけとれるかによって、その後のリハビリの成長率が変わってくるのだ。
癒着を起こしていると腱が皮下で滑走しないので、動作の硬さに繋がってしまう。

リハビリの最中は多少痛みも伴うが、怪我をしそうな嫌な痛みとは違うので積極的に向き合っていこうと思う。


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