Labukas

海外在住 アキレス腱断裂から復活までの過程🦶🏻

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最近の記事

Day34 底背屈0°と超回復 (長文)

ギプスから装具に変わってから2週間が経過した。 昨日から装具の角度を15°から0°に設定。いよいよ足首の角度は、床に対して完全な垂直になった。2週間前は背屈が全く出来ない状態でのスタートだったので、ここまで大きな進歩である。 しかし角度を変える前まではウォーキングや松葉杖無しのリハビリも余裕でこなせていたのに、垂直状態になってからは、辛うじてリハビリは出来るもののウロウロと自由に歩き回る余裕は無くなってしまった。足首の角度だけ見れば前進したようだが、生活の質やリハビリの量は

    • Day31 術後1ヶ月診察

      アキレス腱が繋がってからちょうど1ヶ月。病院で治療の経過を診てもらった。 先生によると状態は良好。 抜糸時に目立っていた足首の可動域の狭さも10日で順調に回復したので、来週からは装具の角度も底背屈0°にしていく。 本当は今日角度を変えても大丈夫なようだが、やはり今は大事な時期なので焦らず来週からということに落ち着いた。ここからもう一ヶ月かけて腱が再生されていくので、まだまだ再断裂に気を付けなければならない。 リハビリは足指運動・座位カーフレイズ・荷重など同じ事を負荷をかけ

      • Day28 受傷5週 術後4週 可動域に大きな変化

        今日は受傷してからちょうど5週間 そして手術して4週間経過した。 装具になって少しずつ二足歩行に慣れてきたので、数日前からお気に入りのウォーキングコースに戻ってきて歩行のリハビリをしている。 その効果があったのか、 椅子に座った状態で踵が床に付くようになった。 11/2と今日11/8の写真2枚を比較したい。 これは私の中で大きな変化だ。 背屈の固さは、ギプス固定→装具装着した時に最もショックを受けたことだった。 あまりに酷かったのでカメラには収めていないが、椅子に座っ

        • Day27 フォーカスするのは腱の強さと癒着剥がし>ストレッチ

          現在のステータスは ・アキレス腱断裂より34日経過 ・術後27日経過 ・抜糸7日経過 当分の目標は補助無しの二足歩行 そのためには、両足均等に体重をかけ真っ直ぐ立てるようにならなければいけない。 ちなみに今の時点ではめちゃデカい仁王立ちくらいなら可能。笑 やはりアキレス腱の固さが気になるので腱のストレッチを沢山したくなるところだが、むしろリハビリ初期の現段階では腱の伸長よりも ①腱周辺の強化 ②腱と皮膚の癒着剥がし に多く時間を割いてほしい。 ①腱周辺の強化をする理由は

        Day34 底背屈0°と超回復 (長文)

          Day26 抜糸6日後の背屈動画、そして可動域を広げるためにやっていること

          11/6 抜糸から6日経過。ここで抜糸直後と比較動画を投稿したい。 ↓そしてタオルを使って背屈するとこんな感じ。↓ 体感ではまだまだアキレス腱周辺がカチコチだが、俯瞰で撮影すると意外と可動域が広がっていた。 6日でこの結果なら順調な経過を辿っているのではないかと思う。 目標角度の背底屈0°は未だに遠いが、この調子で続けていけば今月中には届くだろうか? 現在私は背屈可動域を増やすために 腱のストレッチより腱周辺のマッサージと腱のトレーニングにものすごく時間をかけている。

          Day26 抜糸6日後の背屈動画、そして可動域を広げるためにやっていること

          Day25 現在のできること、できないこと

          術後25日経して、現在の時点でできることとできないことをまとめてみた。 ・90°の背屈 (立位・座位) → ✕ 立位・座位共にまだ患側のかかとが浮いてしまう。 よって90°はまだ出来ない ・患側の底屈 → ◎ これに関してはギプス固定当初から可動域・筋力共に左右差無く問題なし ・患側に25%の荷重 → △ いつもできるわけではない 歩行練習したあとなら可能、しかし寝起き直後にはまだ難しい ・装具と松葉杖を使った二足歩行 → ○ 現在20°のかかとの角度で無理な

          Day25 現在のできること、できないこと

          Day24 アキレス腱断裂 あると便利なもの

          11/4 受傷してちょうど一ヶ月。 アキレス腱断裂って人生でそうそう起こるものではないけど、もし受傷した人がいたらあると便利なものを今の自分の視点で紹介したいと思う。 (星マーク★は重要度を示す) 松葉杖 ★★★★★ これはあると便利というより必須です。笑 私は同僚から貸してもらったものを使っている。 握る部分が分厚いシリコン製になっていて手が痛くなりにくい。 半ズボンorブカブカズボン ★★★★ 季節に応じて、ギプスや装具の上から楽に履けるズボンがあると便利。

          Day24 アキレス腱断裂 あると便利なもの

          Day21 装具で歩行練習を開始する

          11/1 受傷4週間、術後3週間が経過した。 ここからは今まで散々集めてきた本やネットの知識を結集させて、歩行へ向けてのリハビリに取り組んでいく。 まずは背屈の可動域を広げること。 今は背屈90°までの制限がかかっているが、そもそも90°すら厳しい状況である。 現在私は、二足で立っているときや椅子に座ったときに患側のかかとが浮いてしまう。 次に装具をつけたまま全体重の20%を患側に荷重していく。 これも背屈が固いので思ったより荷重できない。 しかし早い段階での荷重は腱

          Day21 装具で歩行練習を開始する

          Day20 抜糸当日 ギプス→装具へ

          10/31 今日は待ちに待った抜糸当日。 手術したプライベートの病院に行った。 抜糸はナースにやってもらったが、今日は入院時に会ったナースとは別の人だった。 待合スペースで待っていたときに聞こえてきたのだが、どうやら患者が文句がましい人のようで、なんやかんやとクレームをつけているようだった。 その直後が私だったので、当然(?)そのナースの機嫌はあまりよくなかった。 私の傷を見るなり、この縫い方では抜糸しにくいなどとブツブツ言っていたw それを聞いた執刀医の先生が顔を

          Day20 抜糸当日 ギプス→装具へ

          Day14 ギプスを外してみた

          10/25 受傷から3週間、術後2週間が経過したが、特に変哲の無い日々を送っている。 他のアキレス腱断裂経験者は、割と早い段階でギプスをはずしているようなので羨ましい。 私はあともう一週間の我慢。 皮下注射も全身の筋トレも継続中。 患側の爪先は手術前と同じように伸びるし、アキレス腱にも影響を感じないので積極的に動かすようにしている。 最近包帯の下がかゆくなったので、先生に許可をもらって包帯とギプスを外してみた。 実際ギプスを外しても、傷の部分は別にサージカルテープで覆

          Day14 ギプスを外してみた

          Day7 両親が来てくれたことと術後一週間の様子

          10/18 私はありがたいことに学生時代から現在まで海外で生活している。 日本には一年に1度帰省するだけ。 でも今回、両親が私のところへ遊びに来てくれた。 海外旅行が趣味の両親は、数年に1度何カ国も周る大きな旅行をする。 今回はコロナぶりの海外旅行。 一ヶ月日本を離れて各国を転々としている。 私の住む国には今日から一週間滞在した。 本来なら元気な姿で会って仕事の合間に食事や観光を楽しみたかったのだが、手術直後で松葉杖・片足生活の私は外出して歩きまわることができなかった。

          Day7 両親が来てくれたことと術後一週間の様子

          Day4 血栓予防の皮下注射スタート

          本日から20本分の皮下注射がスタート。 お腹や二の腕など、脂肪のあるところに注射する。 私はお腹は抵抗があったので二の腕で。 注射部位を消毒して狙いを定め、いざ針をプスッと刺す。 刺す痛みは意外にも無かった。 でも、液体が皮下に入ってくると痛くなる。 まぁ我慢できるけど、思ったよりは痛かった。 しばらくすると、青タンが出来ていた。 これがあと19個増えるのか…。 術後の状態も良好で元気を取り戻したので、今日から患部以外の筋トレを開始した。

          Day4 血栓予防の皮下注射スタート

          Day2 術後の調子と処方せん

          術後1日目は、前日の手術の疲れや寝不足のせいでひたすら寝て過ごす。 10/13 さっそく同僚がお見舞いに来て、それぞれ本や花、お菓子など持ってきてくれた。 正直人と会うにはまだ本調子では無かった。でもそれ以上に忙しい中みんなで時間を合わせて来てくれたその気持ちと、日本人がいない中でも色々な国籍の人との出会いに恵まれたことに本当に感謝したい。 手術から2日経って、傷口の熱感は顕著に収まっていた。 熱感が無いだけで足が軽く感じられるので、少しの移動やトイレも容易に行けるよう

          Day2 術後の調子と処方せん

          Day0〜1 術後2 術後の痛み→退院

          10/11 術後のトイレはひと苦労だった。 麻酔が多少効いていたので足が重たく、とにかく一挙一動が不安定なので便座にすら真っ直ぐ座れずw 産まれたての子鹿のようだった。 身体を少し動かしたせいか、トイレが終わったのを機に麻酔が切れてくるのを感じた。 しかし肝心の傷口はまだ痛くない。 いつ痛みがくるかと不安に駆られながら過ごし、いつのまにか夜中の12時を回った。 昼間の麻酔で爆睡したせいだろうか、まだ眠くならない。 更に1時、2時と時間は過ぎていった。 3時間頃に少し眠り

          Day0〜1 術後2 術後の痛み→退院

          Day0 術後1 手術直後と例のナース

          10/11 手術が無事終わり、毛布に包まれながら病室へ。 まだまだ麻酔が効いていて、その後2時間ほど爆睡した。 意識が戻ってしばらくすると夕ご飯が支給される。 まだ麻酔も完全には解けていないので味覚も多少変わっているかもしれないし、よく考えてみれば昨晩以来なにも食べていないので、そもそもあまりたくさんのものを食べたいとは思えなかった。 ほとんど夕食には手を付けず、ベッドの上で過ごす。 しばらくしてたくさんの同僚からメッセージや着信が来ていたことに気づく。 会社での人間

          Day0 術後1 手術直後と例のナース

          Day 0 いよいよ手術

          10/11 まずは手術台に自らよじ登るw 手術台の目の前にある時計を見ると午後1時5分だった。 おばあさんナースに心拍数を測ってもらい、その後すぐ先程面会した麻酔科の先生登場。 まずは手の甲に結構太い針で前述の「安定剤」を注射される。 これで気持ちが落ち着くからね〜などと言われているうちに酩酊状態になってくる。これが麻酔なんじゃないかと思うくらいすでに眠い。 直後に足の付根に局所麻酔を打たれる瞬間までは覚えているが、正直ここからの記憶はあやふやだ。 局所麻酔は自分で調べ

          Day 0 いよいよ手術