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ジオラマ製作日誌2

図書館の看板を作りたいなというかねてからの構想に挑戦しました。

図書館というのは、私の家の私の本棚のことです。
図書館の雰囲気が好きで、本棚にある本を図書館にある本のように
あれこれとしている…このへんはまた、別の記事の「よもぎ図書館」を
気になる方は見てみて下さい。

この記事では、
読書している小さな置物を使って小さな図書館を作ってみた。
という内容です。

まずは完成した写真。壁掛けの木枠をベースに小物を配置していきました。
これは100円均一Seriaで売られているものです。

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もちろん上の小物置き場はなにもないので、置きたいものと作りたいものを
限られた箱の中に納まるように配置を考えながら、制作していきます。

今回既製品となる置物は、読書しているキツネ(コンコン堂書店)の小物と
タヌキとキツネ」でおなじみのガチャガチャで手に入れたキツネです。

これらの大きさとベースの箱に合わせて、主に本棚と本、カウンターの
家具を木板で作りました。

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設計図はひいてません。
何個も量産するわけではないので、現物調整で目分量で切り出し、組み立てていきました。薄い板なので、カッターで何度か切れ込みを入れれば綺麗にパキッと割らせることができるので、案外簡単にできます。
木工用ボンドで組み立て、メープルニスで落ち着いた色合いに塗装しました。

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大きな家具が出来てしまえば、なんだかもうそれだけで完成にぐっと近づきます。

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本棚に入れる本をつくるため土台の板をアイスの棒を
切り出していきます。何個かは高さをばらけさせています。

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一旦本棚に納め、個数が足りているか、大きさが大丈夫かチェックします。
実はこの作業と並行して、カウンターに置く小さな立札と鉛筆もアイスの棒で作っています。
多少の隙間がある方がいいです。塗装ではなく、カバーを紙でかけるので
その分の厚みを考慮するとむき身の状態で、余裕があるほうがいいので。

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紙の色を選んで、ひたすら本の大きさに切って貼っていき、
本棚に入れて並べ順や次の色味の選定を考えていきます。

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決まったら、棚ごとに本を全てくっつけて、ひと塊にしてしまいます。

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本の背表紙に、分類シール(のつもり)を張っていきます。

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本棚に戻し入れ、ボンドで固定してしまいます。

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本棚は完成なので、土台に固定させてしまいます。

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カウンターにあるトレーは、「貸出・返却」の文字を焼き入れています。
あわせて、土台となる木枠にも「よもぎ図書館」の文字を。

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次に下のフックに掛ける「開館」「閉館」の札を作ります。
白い木肌がでているものだったので、色味を合わせるために、
メープルニスで塗装し、ネジを差し込みました。

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文字を彫刻刀でざっくり彫り、オフホワイトの塗料を塗りこみます。
ここの文字は焼き入れの縁取りをするか、とか
塗りこむ色は同じメープルニスにするか、などかなり悩みましたが、
なんか昔っぽい感じ
を出したほうが、味わい深くていいかなぁと
(彫刻刀で彫った文字もヨレているし笑)
オフワイトの字色にしました。

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これでひとまず完成です。
カウンターと本棚の間の小さな棚に本を並べたいな。
とか
張り紙を作って張り付ける
とか
札の紐は麻紐じゃないなにかのほうがいいような気がする
とかありますが、そちらはのんびりと
ディスプレイを楽しみながら追々やっていきたいと思います。

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賽銭箱