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あなたの美しい存在そのものにありがとう。Thank you for your beautiful existence.

タイトルのセリフ、すれ違いざまにまったくの他人から掛けられたら、どう感じるでしょうか?

数日前まで平気で海で泳いでたのに、ここ数日で空気が一気に冷たくなってすっかり秋めいてきた今日この頃。

ちなみに私が住むのはオーストラリア最東端に位置する町で、気候は比較的温暖、年の半分は海で泳げる。

早朝のビーチ散歩

毎日ではないものの、特に温暖な期間は早朝にビーチでの散歩へ行く。

柔らかい空の色と、
澄んだ空気、
日によって表情を変える海。

人もまだまばらな早朝のビーチはなんとも神秘的な空気感が漂い、
心が開いて、
背筋がすっとなる
感覚を覚える。

感情的に脆かったここ数日

ここ数日間、いくつかの出来事に触発されて、
昔から足かせとなっていた自己肯定感の低さがまた表面化していて、
感情的にちょっと敏感で、脆さを感じていた。

私なんてアレもコレもうまく出来ない、
私はコレを持っていない、
私のことなんか人は好きにならない、
私なんて、私なんて、私なんて…

自分は十分じゃない (I'm not good enough.) っていう考え方が根底にあって、
そこからどんどん「自分なんて…」というネガティブな考えが浮かんで頭のなかを埋めていく。

人と自分を比べてはまた「自分なんて…」という考えにさらに重みが課せられていく。

過去の私は、
このネガティブな考えを信じきっていて、
抜け出せずに、
苦しんでいた。

でもワークショップやグループワーク、カウンセリングを経験し、
色んな本やその他の教材から知識も得て、
明らかに数年前の自分とは考え方や物事の受け取り方がガラッと変化した。
(具体的には別記事で。)

でもやっぱり天気が変わるように、
ときに感情のブレに左右されることはまだ起こるわけで。

自然のエネルギー

精神的に弱ってるときやること。

〜 自然と繋がる 〜

海でも、山でも、近所の公園の芝生でも、
なんでも良い。

裸足で歩いて、自然のエネルギーと足の裏を通して繋がる。

そうすると、すっと頭と胸のなかが穏やかになる。

深呼吸。

吸う息とともに自然のエネルギーを自分のなかに取り込んで、
吐く息とともに自分のエネルギーを自然へ還す。

そうすることで、
自分が自然の一部であること、
自分の存在が自然の前ではいかにちっぽけであるかを再認識する。

タイトルに戻って。

そんなわけで、
精神的な穏やかさを取り戻すためにビーチへ散歩に。

向こうからHare Krisna(ヒンドゥー教の神様クリシュナを称える歌)を歌いながら歩いてくるドレッドヘアのおじさん。

5年前の私だったら、「なにこの人、超怪しい」と思って明らかに避けていただろう。

でもハッピーそうなおじさんを見て思わず笑顔を向けた。

するとおじさん私のほうを向き合掌し、
"Thank you for your beautiful existence."
(あなたのその美しき存在にありがとう。)
と言った。

心がとっても温かくなって、
日が登ったばかりの幻想的な色の空を見ながら、
雲が写る波打ち際をずっと歩き続けた。

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