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<LAC×企業合宿>LACは企業が地域に入っていくための玄関口

場所やライフライン、仕事など、あらゆる制約にしばられることなく、好きな場所でやりたいことをしながら暮らす生き方をともに実践することを目的としたコミュニティ「LivingAnywhere Commons(以下LAC)」は、個人利用はもちろん、法人・団体での利用もできます。
今回はLACを活用して、企業合宿をおこなったmyProduct株式会社代表の小山翔さん、合宿を企画した米谷実紗さんに話を伺いました。

答えを創る会社「myProduct株式会社」

「myProduct株式会社」は、大企業や、地方自治体、地域に根差した事業者が、未知の領域に踏み出していこうとする際の課題解決を支援する、ビジネスデザインを行っている会社です。

小山さん「これから先のデジタル化、ソーシャル化、グローバル化が進んでいく社会には、答えがない事が多いと思っています。そこで自治体や地域に根差した事業者に寄り添いながら一緒に新しい答えを創っていく、そんな伴走型のコンサルティングを行う会社になっています。
業務委託を含めて30名程度の社員は基本的にフルリモートで働いており、オフィスに来たければご自由に、というスタンスで特に勤務地の定めはありません。
平均すると社員は週2日程度出社しており、残りは近隣のシェアオフィスや自宅で、それぞれがチームのパフォーマンスが最大化できる形で働く場所を選んでいます。」

会社設立3周年、節目の企業合宿にLAC下田を選んだ理由


myProduct株式会社では全社員が創業時からフルリモートで働いており、働く上で必要不可欠な企業のカルチャー、社員同士の深い繋がりをつくるため、創業1年目から3か月に1度、企業合宿を行っています。会社設立から丸3年、貴重な節目のタイミングの企業合宿がLAC伊豆下田で開催されました。


小山さん「会社設立当時はこんなに続けられると思っておらず、大きな嬉しさがありました。節目のタイミングなので、自分たちの会社の理念を体現する場所で企業合宿を行いたいという想いから、お世話になっている自治体さんから候補を出しました。その中で1つが静岡県下田市で、17人での宿泊・会議のキャパシティ、弊社社員がお世話になっていたという点でLACさんに決めました。」

米谷さん「私自身、下田市のプロジェクトに携わってはいましたが下田市に訪れたことはありませんでした。そこで訪れてみたい気持ちがあったのと、下田市に常駐していた弊社社員がLACにお世話になっていたきっかけで、会議室のあるLAC下田を企業合宿に是非使わせてくださいとお話をさせて頂きました。
1日目は昼11時ごろからプロジェクトの共有や下田市での活動報告を行い、また普段からお世話になっている事業者の方をお招きし、紅茶のテイスティング等を行いました。その後も会議を続け、夜はまた別のお世話になっている事業者の方にお料理を持ってきていただき、懇親会、2次会をその場で行いました。2日目は完全自由行動となっており、ある社員達は観光に出たり、用事があって帰る社員もいました。」

ホテルにはない、LACで企業合宿を行う価値とは


LAC各拠点には人と人をつなげる「コミュニティマネージャー」が在籍しています。


米谷さん「コミュニティマネージャーの方と事前にコミュニケーションをとれたことで、合宿での不安もありませんでした。とてもフレンドリーで、気軽に質問したり当日にお願いを聞いていただいたり、おすすめの日帰り温泉などのお話もしました。また社員が子どもを連れて来たんですが、社員達が話に熱中している間は面倒を見ていただいたり、とても助かりました。見ていてほんわかしました。
また下田のLACの住民の方や利用者の方と、お風呂やコミュニティスペースで挨拶がてらお話をすることができました。普通のホテルじゃこうはいかないので、地元の方とたわいもない会話ができて良かったです。」

1つの建物で会議・懇親会・宿泊まで。コミュニケーションが遮られない環境

米谷さん「会議・懇親会・宿泊も全部まるっと1つの建物で行えたので、便利なのはもちろん、会議が終わった後も、社員同士が同じ空気のままコミュニケーションを継続できました。また、懇親会後も眠いので寝る、話足りないのでまだ残る、など各社員が自由に行動できていたのもよかったです。他の企業様にも便利という理由だけではなく、皆で同じ場所に泊まり、ご飯を食べる連帯感を味わってほしいです。」

小山さん「普段はフルリモートなので、自分は圧を出しているつもりはなくても、社長とオンラインで1on1をするとなると、社員に余計なプレッシャーを与えてしまうことが多くて。今回はリラックスした雰囲気の中で自分の人となりを伝えられて、オンラインでしか会ったことのなかったメンバーの知らなかった一面を知ることができました。このタイミングで集まり、自分たちがコミットしている場所で、3周年の全社会議を行うことができて本当によかったです。濃密な1泊2日をおくることができ、社員一人一人の印象にも強く残り、良い節目になったと思います。」


LACは「企業が地域に入っていくための玄関口」

小山さん「いち企業として経済価値だけではなく、社員の満足度・コミットメントという社会価値をも追いかけていかなくてはならないと思っています。LACの企業合宿での役割は、「企業が地域に入っていくための玄関口」だと思います。ファシリティのコンパクトさで選ばれるのはもちろん、LACは地方自治体、地域、ひいては社会価値へのハブになれるのではないかと思います。全社員が集まれる中小企業、スタートアップ、ベンチャーなど、これから成長していく社会価値を大事にしている企業は、ゆかりの深い自治体や地域で企業合宿を開催することがいいのではと思います。



企業合宿のしやすいMTGスペースのある拠点はこちら!

伊豆下田 (https://livinganywherecommons.com/base/izu-shimoda/)
八ヶ岳北杜 (https://livinganywherecommons.com/base/yatsugatake-hokuto/)

《取材ライター:宮川莉可子》

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