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さぁ、不完全を愛そう

人は誰しも未熟だ。
幾つになっても失敗を繰り返す。
そして、それは死ぬまで繰り返す。

だって私たちは、エゴ・醜さ・不完全さを体験しにこの地球に生まれているから。この世で果たす学びをすべて終えた時、つまり私が私として完全体になった時。
それは間もなく天からお迎えが来るということで。

今この瞬間、この地球に“私”がある限り。
醜い人間で居続けるのだ。
無論、あの子もあの人も。
そして、あなたもね。

|完璧になれないのに、なぜ目指すの?


そもそも私たち人間は完璧になれないのに
どうして「間違わないように」と思うの?

もう失敗したくないから?
もう離れたくないから?
もう傷つきたくないから?

うん、そうだよね。
わかるよ、わかるさ。
私は、あなただもの。

でも

あの時、もっと正しい選択をしていれば
こんな結果にならなかったはずだ。

そうやって思い巡らせることにさ
意味ってあるのかな?
て、いうか。あった?


もしこうなったらどうしよう?

まだ起こっていないことに不安を感じて
なんになるっていうの?

いいじゃん、間違ったって。
人生はすべて必要なタイミングで必要なことが起きるから。

あなたの間違いも、私の間違いも
すべて怒るべくして起こったことでね。

目の前に起きる嬉しくない出来事も全部
間違いとか、失敗とかそんなんではなく。
幸せになるための布石にしかならないのよね。

どうせ、思う通りの完璧な人間になんてなれない。
ならさ、諦めて自分の未熟さも楽しんでしまおうよ。

未熟な私だから、可愛いんだよ。

|不完全さを、曖昧さを愛そう

私、今まで完璧主義者だったの。
世の中に発信するものは正しくなくちゃいけないって思ってて。

そうするとインスタに載せる写真一枚すら、結構出し渋るの。
そしたらさ、過去に起こったトピックスを今更フィードに上げるのめんどくさいなってなって結局あげないのよね。

80%くらいの力量ってなんかダサいじゃん。
まだ本気出してないとか言い訳して出したくないじゃん。

彼氏に対してもさ
完璧じゃない部分を見てはなんかイライラして。
自分が完璧じゃないのにね。

でも、完璧じゃない自分を愛せなかったから。
相手の完璧じゃない部分も認められなくて。
過去の恋人たちにもかわいそうなことをしてしまったわ。

白黒つけなくていいじゃん。
言い方間違えたっていいじゃん。
起こってもいいし、泣いてもいいし。
楽しかったら笑えばいいし、こうでなきゃいけないって
そういう枠組みをちょっと外してもいいんじゃん?

私と彼の間が完璧な【恋人】でなくてもいいし。
彼を忘れられないままでいてもいんだし。

正しくない私、最高に可愛い。

|人に愛される人は、自分をジャッジしない


最近思うんだけど、人に愛される人っていうのは決まって
自分の不完全さも全部人にさらけ出しているんだよね。

ええ、そうです。
私未熟な人間やっちゃってます。
みたいに言えちゃうんだ。

でさ、そういう人って自分の未熟さにも寛容だから
人の未熟さにも寛容で、人を善悪で判断したりしないの。

ボーダーラインがないから大抵のことを許せちゃうのかもしれないね。
その緩さが居心地の良い空気を作るから、人が集まるんだろう。

自分に甘くしたら、人に愛される。
人をジャッジしなくなったら、自分の不完全さも認められる。
あなたと私は表裏一体よ。

さぁ、幸せになるために
私とあなたの不完全さを愛し合いましょう。

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