タロットカードとの出会いと別れについて書き散らしたい
タロット熱が急上昇してまして。
大手タロット取り扱いサイトや通販サイト、フリマアプリでタロットを検索してはニヤニヤしている日々です。
この機に、今タロットについて思うところを出来る限り書き散らしたいと思います。
01:安いデッキにはご用心下さい
でね。気づいたのです。
丁度「可愛いな」「欲しいな」と思っていたタロットが、
通販サイトとフリマアプリでずいぶん値段が違うことに。
そりゃあ、フリマは「誰かが不要になったものを手放す」場所なので、普通より値が安くなるのは当然と言えば当然なのですが。
"気になった"からには"ナニかあったのだろう"と思い、履歴を遡ってみましたら、とあるページの端に「コピー商品に注意」というリンクがあったのです。
「リンクの文字を見た記憶」が残っていたんですね。
↓こんな内容です。
危ない危ない。
私がフリマアプリで「欲しいな」と思ってお気に入りに入れていたデッキは、参考画像が少なくQRコードなどは確認できませんでしたし、
多分画像も公式などから拝借してそうな雰囲気でした。
しかし、証拠がありませんので通報も出来ず…。
皆様もタロットカードを購入の際にはお気を付け下さいませ…。
02:今お迎えしたいデッキ
Tarot of the Little Prince(タロット オブ ザ リトル プリンス)
というデッキです。
まだ持っていないので写真がありません。
ですので、検索した画像のスクショをぺたり。
そう。「星の王子さま」のタロットカードです。
これは近いうちに買ってしまうなあ。(もちろんちゃんとしたところで)
WHITE SAGE TAROT(ホワイトセージタロット)
「缶に入っている」というのがもう胸キュン。欲しい。これだけで欲しい。
イラストの塗りや雰囲気や作画も可愛らしいし、動物なのも可愛らしい。
これも時が来たらお迎えしてしまうでしょう…。
後は、もう一つ。
マルセイユ版の「昔ながらの」絵柄のデッキが欲しいのですが、全体的にウェイト版よりマルセイユ版のほうが高価な気がしていて未着手です。
03:誘惑に耐えたデッキ
2つあります。「欲しいな」「可愛いな」と強く思ったのですが、熟考の結果「迎え入れない」と決めたデッキです。
検討の際にはこんなことを考えますす。
①価格、コスパ
②使い勝手、見やすさ、リーディング出来そうか
③大きさ、収納方法、収納場所など購入後の管理の問題
④自分との相性
タロットは「大きさや収納場所」はさほど困らないですが、
↓以前のこと↓もあるので、検討項目に入れます。
お犬様デッキは絶対買うって決めていたので検討なんてしませんでしたけどね。ハハッ!
検証した2つのデッキAとBに話を戻して。
タロットカードは基本的に海外製です。
しかしデッキAは日本の版権物で、カードも日本製です。
デッキAについて、複数の取り扱いサイトでよくよく検索してみますと、
どうやら「解説本付き」つまり"ケースは大きい"ということがわかりました。
知っていれば大した問題じゃないですが、知らずに届くとビックリしますのでね。
また、大アルカナ22枚だけであることもわかりました。
それでも十分お買い得です。お?これは買いかな?と思ったのですが…
22枚すべてのイラストが"好きな時代の色味"ではなかったのです。
カードのイラストはもちろん可愛くて、構図とかカードの意味とも合っていて、とても良かったのです。
でもきっと私「あの色ならもっと好きなのになぁ」と思ってしまう。
それは良い関係ではない。と、お迎えしないことにしました。
デッキA
①価格、コスパ:お買い得だが、大アルカナのみ
②使い勝手:観賞用
③大きさ:参考書サイズ、カードの実寸よりケースが大きい。
④相性:すれ違いによりお互いが不幸に
デッキBは先に結果を書いちゃいましょう。
デッキB
①価格、コスパ:フルデッキで且つお買い得
②使い勝手:リーディング…できそうにない
③大きさ:通常タロットより少し小さい。使いやすい◎!!
④相性:地雷。解釈違い。
こちらは海外製です。キャラクターものですが、イラストは原作者ではなく別の人が作画構成した物。
画像検索を駆使し大アルカナの22枚を確認したのですが…。
何というか…22枚中のほぼすべてが「え?このカードにこのキャラ?」と思ってしまいまして。
ヲタの地雷ともいうべき「解釈違い」が多発。
いや、きっと解釈を間違えているのは私の方なのでしょう。
でも納得はできない。つまりリーディングに支障が出る。
これはお迎えしたらお互いが不幸になる。と断念。
いやあ、気楽にポチらずちゃんと検証してよかったです。
安易な物欲と誘惑に打ち勝ちましたので、逆位置の悪魔のカードを貼っておきますね。
04:お別れしたデッキ
タロットカードと「お別れ」したい時ってどうするのだろう?
と、思ったのです。
というのも、一応タロットをしまう「箱」を決めまして。
ここから溢れるようならどれかと別れて新しいものを入れるようにしようと。
大きい箱にしたので、まだ余裕はあるのですが(笑)
でも、一応調べてみましたところ
A)燃えるごみとして処分
B)神社などでお焚き上げ
C)フリマなどで誰かに譲る
こんな感じでした。
うん。Aは平気な方はそれでいいと思う。私は無理。心情的に無理。
しかしBもなんか…しっくりこないような。
日本神話に関係するデッキなら納得も出来ますが、異宗派、異宗教タロットを神社でお焚き上げかぁ…うーん。
携帯電話をお祓いしてくれる所もあるので、寛容なところに依頼すればやってくれるでしょうけれども。八百万は懐が深いので。
年末年始のお焚き上げに"混ぜ込んで無断で"みたいなのは無しかなあ。
ちゃんと"依頼"するべきと思います。
なのでCのフリマアプリか?と思ったのですが…。
先述の通り、やたら安いものは偽物か?!と思ってしまうし、買う側も警戒するかもしれない。
わざわざザワつかせるのもちょっと面倒だなあ…と思いまして。
日本タロットカード全集さんの買取に出してみました。
(調べてるうちにすっかり買取してもらう気になっちゃいまして。)
出したばかりなので、どの程度の買取価格になるかはまだわかりません。
でも、大事なのは値段ではなく、
正しく循環してくれそうだなと思い、こちらにご依頼しました。
手続きも難しくありませんでした。
買取に出したのは「若い頃に訳も分からず購入した」デッキです。
たぶん、ズラッと並んだ"展示そのもの"に高揚してフワフワっとしたのでしょう。
今手に取ってみてもピンとこなかったので、この機会にお別れしました。
なんだかすごくサッパリした気分です。
05:どんなデッキを買えばいいのか?
「これから初めてタロットカードを購入する」なんて時には、どれを買えばいいか迷いますよね。
私は「占うよりデッキをながめてニヤニヤする方が好き」なタイプなので偉そうなことは書けませんが、
多分、一番大切なのは
「手に取ってキュンとしたデッキ」だと思います。
ビビッと来たってやつですね。ネット通販でも同じだと思います。
もしも「猫の絵のデッキ」にキュンと来たとしたら、
一応それが「ウェイト版」か「マルセイユ版」か「それ以外か」は確認なさるといいと思います。
「どこの誰が作った版か」という意味です。流派みたいなものです。
なぜ確認が必要かというと、説明書が異なるからです。
例えば、ドラクエⅩのタロットは8番目のカードが「正義」で11番目が「力」なのでマルセイユ版を元にしていると考えられます。
一方、先ほど紹介した「Tarot of the Little Prince」や、「WHITE SAGE TAROT」、また私が自作アプリを紹介したときのタロットカードは
8番目のカードが「力」で11番目が「正義」なのでウェイト版を参考にしています。
ウェイト版は、ライダー社というところが作っていますので「ライダー版」と呼ばれることもあります。「ウェイト版」=「ライダー版」
マルセイユ版は、イタリアのマルセイユで生まれたのでそう呼ばれています。
例えるなら、ウェイト版はiPhone、マルセイユ版はAndroidみたいな感じです。
自分の回りにiPhone使いが多ければ自然とiPhoneの使い方を知ったり、わからない時に質問できますよね。
折角マルセイユ版のタロットを買ったのに、説明書がウェイト版だと困っちゃいますよね。
個人的には「ネットや書籍の解説・説明はウェイト版の方が多い」と感じています。
気付くと「ウェイト版」ばっかり欲しくなってるし。
というか市場も「ウェイト版」の方が多い気がしています。
なので、
1にキュンとしたデッキ。
2にそれが「ウェイト版」か「マルセイユ版」か「それ以外か」
で、選ぶと宜しいと思います。
それ以外で更に注意するとしたら
是非、先ほどのコレをご参考ください。
①価格、コスパ
②使い勝手、見やすさ、リーディング出来そうか
③大きさ、収納方法、収納場所など購入後の管理の問題
④自分との相性
でもね、ウェイト版とマルセイユ版は、さほど違わないので間違って買っても問題ないのです。
iPhoneもAndroidも「スマホ」に違いない。
ちょっと困っちゃうのが「トート版」「ゴールデンドーン版」これらは「専用の参考書」が必要なのです。この2種類は「中級以上向け」なんて呼ばれています。
この2種類は何だろう…スマホでいうなら「ブラックベリー」?
あるいは、無線のような特殊業務で使う専用端末みたいな感じ…?
私はまだ使える気がしません。さらに深い理解が必要だと感じています。
ゴールデンドーン版に至っては実物を見たこともありません…。
「ウェイト版」と「マルセイユ版」の違いは先述の
大アルカナの8番目と11番目が入れ替わっている点と
小アルカナの1~10のカードのデザインです。
「マルセイユ版」は棒の2なら棒が2本。10なら10本。本当に棒が描いてあります。
「ウェイト版」は小アルカナの1~10にも1枚1枚人物を入れて物語を描いたもの。(剣の3とか人物のないカードもあるけど物語はある)
そのおかげでリーディングしやすくなって大人気。タロット界空前の大ヒットになったそうです。
だから市場にウェイト版が多いのかも知れないですね。
買う前に該当デッキの画像検索をしまくるのもオススメです。
通販サイトに表示されているサンプルが好みでも他のカードが好みじゃない(最悪地雷の)可能性もあるからです。
最後にもう一つ付け加えるなら
裏面が上下のわかるタイプかわからないタイプか
大抵のデッキは、裏面が上下わからないデザインになっていますが、
たまに、上下がわかっちゃうデザインがあります。
裏返して並べた時に「あ、逆位置だ」と気づいちゃうんですね。
先述の「Tarot of the Little Prince」は上下がわかっちゃうデザインです。
気にしなければいい事ですが、気になるのならここもチェック。
あとはタロットクロスもオススメです。買うと高いので作っちゃうのもあり。
最後にまとめておきます。
デッキを選ぶとき一番大事なのは…
1にキュンとしたデッキ。
2にそれが「ウェイト版」か「マルセイユ版」か「それ以外か」
更に確認するなら
①価格、コスパ
②使い勝手、見やすさ、リーディング出来そうか
③大きさ、収納方法、収納場所など購入後の管理の問題
④自分との相性
⑤裏面が上下のわかるタイプかわからないタイプか
06:どこで買えばいい?
・タロット専門店(実店舗)
・東急ハンズ
・ヴィレッジヴァンガード
・本屋さん
・ニチューさんの展示会
・Amazon(マーケットプレイスを除く)
・各種通販サイト
こんなところで入手が可能です。
タロットを取り扱う老舗といえばニチューさん。オンラインショップもあります。
また、先述の買取を依頼した日本タロットカード全集さんのオンラインストアもあります。
また、本屋さんはタロットカードの「解説本」付きのデッキを取り扱っている場合があります。
このシリーズは、絵さえ気に入るのなら大変おすすめです。
・解説書の絵とカードの絵が同じ
・解説書が日本語
・カードも日本製の場合が多い(少なくとも企画・監修はしているはず)
・偽物の入り込む余地が少ない
・2000~3000円くらいでデッキ+解説書が購入可能
※普通デッキは安くても2000~3000円前後、解説書は1700~3000円程度します。
本屋さんで書籍扱いされていますので、コピー商品に引っかかるリスクはかなり低いでしょう。
例えば、
・犬柄のタロットカードを購入したけれど、
・説明書はウェイト版のイラスト
だったら慣れるまではちょっと難しいですよね。
(でもこのケースがほとんどだと思います。)
専用の解説書付きならば、その絵のまま説明書に書いてあるので分かり易いです。
大きな本屋さん(実店舗)やAmazon、楽天などでも購入可能です。
↑デッキなし/解説書のみ の可能性もあるので、詳細はよくご確認を。
皆様、ぜひ素敵なタロットライフを!
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