みなさまはじめまして、占い師の朱那（SHUNA）です。

もともと父が鑑定士だったこともあり、細々と占い師として活動してからもう20年以上が経ちました。
今更感もありましたが、クライアント様からの後押しもあって、このサイトを作るに至りました。

当然の事ではありますが、鑑定の時はクライアント様のご相談内容が中心となってしまいますので、自分の話をお伝えする機会もあまりありませんでした。
ありがたくも、私の話も聞きたいと言って下さる方のために立ち上げましたので、私の独断と偏見がモリモリと入っていますのでご注意ください。

あまり面白いものは書けませんが、少しでも、気づきのきっかけとなれれば幸いです。

占いサイトを作ろうと意気込んでみたものの

最近オンラインで鑑定する事も多くなってきました。
そんな中、クライアント様から「ホームページはないんですか？」とお聞きされる事も多く、サイトがあったほうがクライアント様も便利なのかも？と、立ち上げてみました。

サイト作成にあたり、色々な方のWordpressの解説などを参考にさせて頂き、ようやくなんとかここまで来たという感じです。

自分がやる必要はあるのか？

占いサイトを作る時に思ったのですが、「私が作る意味があるのかな？」と思ってしまいました。

競合他社さんが多いんですよね。
星の数ほどいる占い師や鑑定士。
そこにわざわざ私も参戦しなくてもいいんじゃないかな、と。

スピリチュアルな事を書いたとしても、既に手垢まみれな内容だったりするのです。
そして、私より腕がいい方も、志が立派な方も、たくさんたくさんいるでしょう。

そんなにたくさんいるのに、わざわざ私がサイトを作る意味があるのかな？
……なんて、思ってしまったのです。

その度に「あったら嬉しい」とか「読んでみたい」とか仰ってくださるクライアント様の声に励まされています。
いつも暖かいお言葉をありがとうございます。

続けるか辞めるか迷ったら

この「私がやらなくても……」という理論は、占い業界だけに限った話でもないような気がします。

例えば私は絵を描くのも好きなのですが、とても下手です。
でも好きなので描きます。

でもたまに、絵の上手い方のイラストを拝見しては「私が描く必要はないのではないか」と手が止まってしまうんですよね。

このサイトの自己紹介のところにあるお花も、自分で描き、色を塗り、スキャナで取り込んだものです。
なんとなくアナログ感が欲しくて昨今には珍しくオールアナログで描きました。
ですが、こういうアイコンひとつとっても、絵の上手い方に依頼すれば、もっともっと素敵で綺麗なものを作って頂けると思うんですよね。

あと、対面鑑定のご経験がある方はわかると思いますが、私の名刺はモノクロ印刷して、イラスト部分は一枚一枚手塗りしています。
これこそ名刺屋さんにお願いしたら綺麗に仕上がるのだと思いますが、そんなに枚数もいりませんので、描けるうちは手で仕上げていきたいと思ってしまうんです。

下手だけど。
それでも自分で描いてしまう。

そのほうが、自分が楽しいんです。

自分の『楽しい』を最優先に

勝とうとか負かそうとか、そういう風に考えてしまうとつらくなってしまうかもしれません。
もしかしたら、そもそも始められなくなってしまうかもしれません。

だからもっともっと気楽でいいと思うんです。

自分の心が楽しいか、楽しくないかで決めてしまっていいと思うんです。
やってみたい、と思ったその心こそが宝物なのではないかと思うんです。

下手だと罵られれば傷つきますし、誰にも見向きされなくても悲しいです。
ですが、それを恐れてしまえば足は前に進まなくなってしまいます。

生きるということは勇気がいることです。
ですが、「勇気出すぞ」と気合いを入れるのではなく、何も考えずにスルッと初めてしまったほうが出来ちゃったりもします。

「まいっか～」という適当さも、人生では必要な時があります。

あの人のようになりたいと目標にするのでしたらいいと思いますが、誰かと比べてしまうとしんどくなってしまうようでしたらおすすめしません。
楽しくないなと思うようになったら、無理に続けなくてもいいんです。

それまでやってきたことは、あなたの中にきちんと蓄積されているのですから。
なにひとつ、無駄な事なんてありませんから。

『勝つか負けるか』ではなく、『楽しいか楽しくないか』。

この心の声で人生を選んだほうがずっと楽しそうです。

大地にしっかりと足をつけて、素敵な毎日を送ってくださいね。
最後までお付き合いくださってありがとうございます。