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海外研修:コーチ・審判専攻科

  • 日本にいながら欧州のトップリーグで活躍するサッカー指導者から学びたい。

  • 1カ国のサッカー事情だけでなく、数カ国から色々な情報を吸収したい。 そしてこちらからもどんどん質問したい!

今回は新潟にあるJAPANサッカーカレッジ「コーチ・審判専攻科」のオンライン海外研修の様子をレポートします。

ラフレサでは学校様や企業様などと一緒に、スポーツ関連の海外研修を企画させていただいております。


JAPANサッカーカレッジ「コーチ・審判専攻科」とは?

年代・性別・カテゴリー問わず、広く、長く活躍できるサッカーコーチを輩出します。また、現在急速に業界からのニーズが高まっているアナリスト(テクニカルスタッフ)や、あらゆる状況において常に冷静にジャッジし、将来的にグラスルーツから国際的な舞台まで活躍できるレフェリーを育成します。

学校HPより
学校HPより

当コースの海外研修ではこれまでオランダ、ドイツ、フランス、スペイン、オーストリアなど世界のサッカーを牽引する国々で指導者とレフリー研修を行なってきました。


今回の研修内容

今回はこちらの3名の指導者をお招きし、オンラインで研修を行いました。

  • 欧州1部リーグ所属クラブ トップチームコーチ(大物!)

  • MVVマーストリヒト(オランダリーグ2部所属)トップチームコーチ  ロビー・セルファイス氏

  • ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー1部リーグ)    アカデミースポーツダイレクター ウィム・デクラーク氏

今回は3カ国から現役指導者と日本の学生さんを繋ぎ、トップチームコーチ、アナリスト、アカデミー責任者視点でそれぞれのクラブや国のサッカー事情のお話をしていただきました。

欧州1部リーグ所属クラブ トップチームコーチ

第1回は欧州1部リーグ所属で何度も国内優勝をしている強豪クラブから講師を招聘しました。今シーズンもUEFAの大会にも参加しているクラブです。

秘密保持のため今回のnoteでは講師の方の所属クラブとお名前は公開できませんが、JAPANサッカーカレッジの生徒さんと先生方の独占講義になったため、通常であれば一般的に外に出ないような情報や映像を用いての研修になりました。

学校さんや生徒さん側からの意向もあり、研修内容は大まかにこのようになりました。

• クラブの歴史
• フィロソフィー・哲学
• 試合後の試合分析プレゼンテーション
• 週ごとのピリオダイゼーション
• トレーニング
• 質疑応答

週末のリーグ戦に加え平日のカップ戦も入ってきている時期に、講師の方にはこの研修だけのプレゼンテーションや最新試合の分析を学生さんと一緒に行うなど、ホットな一次情報をたくさん提供していただきました。

ロビー・セルファイス氏 MVVマーストリヒト(オランダリーグ2部所属) トップチームコーチ 

セルファイス氏は日本のヴィッセル神戸や大宮アルディージャでの指導経験に加え、シンガポールU19代表監督、オーストラリア代表アナリスト、ブルネイ代表監督など代表レベルでの経験も豊富な指導者です。

特にオーストラリア代表では同じオランダ人のベルト・ファン・マルワイ氏が監督を努めるチームでアナリストとして活躍し、JAPANサッカーカレッジが力を入れるアナリスト育成への提言、アナリストから監督へのキャリアパスなどのお話も多くしていただきました。

また研修開催時にUEFAプロライセンスを取得中のセルファイス氏から、コースの内容や今欧州で求められているプロチームの監督像の紹介があり、日本ではなかなか得られない情報を聞くことが出来ました。

ロビー・セルファイス氏 

研修はこちらの内容を中心に行われ、この日も生徒さんや先生から多くの質問がありました。

  • オランダサッカー協会が定めるサッカーの原理原則や基本戦術など

  • U E FAプロライセンスコースが定める6つのキーポイント

  • 日本とオランダの育成の方針や方法の違い

  • 国の文化とリーグ構成の違い

  • オランダ育成年代の最終的な到達地点(目標)設定

  • オランダのユース年代の新ルールについて

  • どのようにオーストラリア代表アナリストの仕事を得たのか?

  • オーストラリア代表のアナリストとしてベルト・ファン・マルワイ氏から学んだこと

  • アナリストとしての経験が今のコーチの立場でどのように活かされているか?

  • 2019年にブルネイ代表監督就任時に それまでの経験がどのように活かされたか?


ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー1部リーグ) アカデミースポーツダイレクター ウィム・デクラーク氏

今回の研修最後の講師は今シーズン2部から昇格し首位を独走でレギュラーシーズンを終えたロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズのウィム・デクラーク氏です。前川崎フロンターレの三笘選手や前鹿島アントラーズの町田選手が所属しているクラブとしても知られています。

ウィム・デクラーク氏

以前同じベルギー1部のシント=トロイデンVVに所属していたデクラーク氏は、当時同クラブに所属していた日本代表の冨安選手と一緒に過ごす時間が多くあり、同選手の当時からのプロとしての意識の高さやサッカー選手としてのレベルの高さを称賛していました。

国土が非常に小さいベルギーですが、代表チームは近年「ゴールデン・エイジ」と呼ばれる世代を中心に、国際舞台で好成績を収めてきました。デクラーク氏からは以下のトピックに沿ってお話をしていただきました。

  • 過去15-20年でベルギーサッカーの育成が変わった要因(3つ)

  • 今のゴールデンエイジ(デ・ブライネ、ルカクなど)の次の世代で行われていること

  • ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー、三笘選手所属)とオーナー元のブライトン(イングランド)との関係性と育成について

  • シント=トロイデン(ベルギー)での日本人選手の話(特にステップアップした冨安、鎌田、鈴木選手の話など)

  • 2018ロシアW杯での日本代表との対戦をどのように観ていたか

  • 対戦相手国から見た日本代表のストロングポイントとウィークポイント

  • 日本人選手全般に抱く印象はどのようなものか


まとめ

同時期に行われた同じJAPANサッカーカレッジのサッカービジネス科や「マネージャー・トレーナー科」と同様に、学生さんから「海外と繋がりたい」との熱意がひしひしと伝わった研修でした。

世界のサッカーシーンの最前線で行われていることを、日本の雑誌などの媒体やウェブサイトから入手するのではなく、現地で活躍されている当事者から「ー次情報として聞けたこと」は生徒さんをはじめ、学校の関係者の方からもポジティブな反応をいただきました。

他の学科同様にコロナ禍の前の海外研修は、欧州の指導者から現地で直接お話を伺い、その後練習や試合観戦で研修の幅を広げていました。今回はオンラインという形になりましたが、卒業後に多くの生徒がJリーグをはじめ国内のトップレベルのクラブに就職されるJAPANサッカーカレッジさんに少しでも貢献出来たのであれば幸いです。


ラフレサが出来ること

お陰様で、創業から海外渡航団体様が80を超えました。

海外研修では世界の有名チームや団体で働く方々と協力して、研修内容をご提案させていただいております。日本国内だけでなく海外の情報や異文化での経験に触れることで、より多角的な視点でスポーツビジネス業界を見れるようになります。

チームの海外遠征ではJリーグアカデミー、選抜チーム、アマチュアクラブの小学生から大学生にご利用いただいております。大きく分けて日本の長期休み期間に行うキャンプ方と、欧州のカレンダーに合わせて開催される国際大会に参加する2通りがあります。

海外研修期間以外でもラフレサカレッジを通じて、個人単位でも世界のスポーツ業界の方々と接する機会を設けております。ぜひご参加ください。

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