今回は、唐突に自分が出棺される時に流して欲しい曲を知りなったので考えてみる。人生のフィナーレだからこそ華々しい曲で締めくくってほしい。一番良い曲で美しき最後の瞬間を迎えたい。だからこそ、あらかじめ考えておく。良い終焉を。

あらかじめ決められた恋人たちへ/Back

MVもあるんだけど、フル尺じゃないからアルバム版をここには載せておく。出棺される時を思い浮かべたときに真っ先に出てきた曲。何ならこの曲だけでいい。この曲さえあれば私の人生は完璧のものだったと思える位、音楽として完成されている。タイトルもいい。たった一つの「Back」という英単語の中に、戻ることが出来ない悲しさを汲んだ上で終わりの瞬間を描き出し先へ進んでいく決意が表されているような気がする。生命の雄大さ、もの悲しさ、強さなど私の人生というものを音楽で表したらこの曲のようになって欲しいし、きっとこうなるだろうと信じている。

SAKEROCK/SAYONARA

あまりにも意味がそのまま過ぎるんだけど好きなんだからしょうがない。この曲は音楽だけで別れからそれを乗り越えた先まで綺麗に描き出されたような感覚に陥るからすごい。あと、金管楽器の音が最後には相応しい気がするんだよな。音のあたたかさの中にほのかな寂しさを感じられるから。

椎名もた/そらのサカナ

歌詞がある曲はあんまり選びたくないけど、大好きなアーティストの曲でフィナーレを飾りたい気持ちもあるので選曲する。またさよならが入っているからって言う安直な選曲になってはいるんだけど、好きだからしょうがない。最初の歌詞の部分を最後に自分にも問いかけるんだろうなぁと勝手に思っている。それに胸を張って答えられるような人になれる時こそがきっと終わりなのだろうから。

おわり

たった三曲しか思いつかないな・・・。まぁ、そのうち増えていくんじゃないかと思う。いや、増えないかもな。正直、本当に最初に出した曲がすべてだからなぁ。