3-2

第2話以降のストーリー(3,000字まで)

ひも付きのラジコンで遊ぶ子供2人
「貸してよ!」とひもをひっぱり動かなくなってしまう。
喧嘩を見ていた母親はあきれ、ラジコンを持ち上げる。
「あーぁ。昨日買ったばかりなのに」
子2人を引きつれおもちゃ病院に行くことを決意する。
 
子2人を連れ、疲れ果て建物に着くと、子供たちはまた喧嘩をし始める。
ため息をつく母親。
おもちゃ病院につき、受付をする。
机の上に置かれたおもちゃやドクターが治すおもちゃに夢中になる子供たち。
おもちゃドクターのおじいは裏ブタの螺子を回して開け、配線を引っ張り断線箇所をテスターで探す。熱チューブで補強してから線を半田付けでつなげる。テストしてから動き出すおもちゃ。
「すいません」とあやまる母親に慣れた様子で接するドクターたち。
束の間ではあるが、ゆっくりと座れることに驚く母親。
 
子供たちの目線。
目の前で行われるおもちゃ修理に夢中になる。
「ねえね?これは?!」「こっちはなに?!」
 
帰ってからペンを工具にみたて遊ぶ子供たち。
ラジコンもひっぱることなく遊び始める。
「おもちゃは壊れるものだから、いつでもまた来てください」そういわれたことを思い出し、ひぱっても怒らずに済むことに気づき、微笑みながら二人を見、あまり怒らなくなったことをしみじみ思い出す母親。

お読みいただきありがとうございます。 引き続きおもちゃ修理がんばります!