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9月の初めに、大好きな彼女へ

夜風が涼しくなってきた。秋の気配が近付いてきた。
いまいち夏らしさを実感しきれぬまま、なんとなく夏がやってきてなんとなく夏が過ぎ去っていくような気がする。

過ごしやすい気温に乗じて、ふらふらお散歩がしたいと友達を誘ってみた。
気軽に誘えて気軽に来てくれる、この気の遣わない関係が心地良い。
もう彼女とは10数年の仲になる。

お散歩をしようと思ったのだけれど途中で小雨に降られたので彼女の家に行って、ひたすらにおすすめの曲を流す。ああ、これは良いよねなんて言いながら、待ってこの曲懐かしくない?なんて言いながら、夜がどんどん更けていく。

そして、ちょっと未来の話なんかもしたりする。

ああ、中学生の、高校生のわたしたちは毎日部活と勉強と恋愛と、そんなことに塗れていたのに。全然変わらないようでいて、しっかりと時は流れている。

昔からよく知っている人と、あるいは自分のことをよく知ってくれている人と、話すたびに気付かされることがあるから不思議だ。会社にいる自分だけが自分ではなくて、友達から見る自分も、家族から見る自分もきっと違う、人間は万華鏡のような存在なのだと思う。

彼女も変わっていくし、わたしも変わっていくけれど、どんなに変わったとしてもずっと側にいたいなと思えることが幸せだ。わたしは彼女の変化を歓迎するだろうし、彼女もきっと、私の変化を面白がって聞いてくれる。

こういう場所があるから、変わることを恐れずに色々なことに飛び込んでいけるのだろうな、とふと思った。

いつもありがとう、という気持ちをそっとnoteにしたためてみる。

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