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縄張り妻はやめなさい

家は誰の物でしょうか?
男性の場合は「家は俺のだ!」と思う人多いかな。
ただし、箱としての家をここでは指しています。建物としての家、ですね。

ならば室内空間に関してはどうでしょう?
こだわりを持って、強い縄張り意識を持った人間が存在している事をご存知でしょうか。
それは妻の立場にある人です。
専業主婦の方が特に強いかもしれませんが、共働きの妻も同じです。

この2部した状態、共働きの夫婦にとっては、妻の縄張り意識が強いことで起きるデメリットがあります。

それは何かと言うと、夫の家事育児率が下がるんです。
これはデメリット以外の何者でもない。

共働きのあなたは、夫にもっと率先して家事育児をやってもらいたいと思っているはず。
だったら、デメリットしかないあなたの縄張り意識を捨て、自分のテリトリーに夫を入れ、2人の縄張りにしましょう。


妻の縄張りと理由


これは、家のあちこちに存在しています。
クローゼット、押入れ、子供部屋のタンス、洗面所の鏡裏に、タオル収納や洗剤置き場…
中でも特にキッチンにおいては、妻は強い縄張り意識を持っています。
妻の料理の得意不得意は関係なく、です。

その意識が出来てしまう理由。
得意不得意もなく、自分が作らないといけない環境だから。
疲れていようが具合が悪かろうが、キッチンに立ち飯を作り続けてきた妻にとって、その場所は無意識に「縄張り」となり、プライドを保たせるのです。

他の場所も同じです。
洗濯物を畳んでしまうのは自分。
洗剤の在庫を常に気にしてるのは自分。
子供の衣類の衣替えをしてるのは自分。
手伝ってよ!と言いながら、これまでの自分の労力を夫に味合わせたい。
どれだけ頑張ってやってきたか、感謝してほしい。

妻はもうそれ、もうやめなくちゃ。
いつまでもそんな事にこだわってたら、夫は何もしなくなります。
遊びに来てるお客さんと同じです。


妻の縄張りの解体


例えばこんな事を言った事ありませんか?
「このフォークはここじゃなくて、こっちにしまってよ!」
「この鍋はこっちで洗わないとキズがつくの!」
「このタオルはキッチン用だから、洗面所に置かないで」
「もう!何回言えば分かるの?」

ありませんかね?私はありますよ…
そして猛烈に反省してるからこそ、妻の縄張り程、夫のやる気を削ぐ事はないと分かったし、どうすべきなのかを悩みましたから。


前回のnoteで「イクメンブルー」について書きましたが、
パパが崩壊する前に「イクメンブルー」を阻止する方法

イクメンブルーに陥る原因の1つに
「妻から要求される家事育児のハードルの高さ」があります。

妻の要求が高くなる理由は、「私はいつだって1人でもやってるのに、何で出来ないの?」
です。

もちろん、出来る事もあるし、出来なくても覚えようと思う気持ちはある。
これまで縄張り意識が強くて「私ルール」をこの家の法律のようにしてきた家事育児。
でも夫にとっては、その法律の意味も、言語すらもわからないんですよ。

妻だったら動きやすい世界だとしても、夫にとっては未知の世界と同じ。

でも、やらなくちゃいけない、
夫婦で分担していかなくちゃいけない、
よく分からないなりに頑張ってもダメ出しの嵐…


そこにさらに、環境的な負荷(会社や、その上司や同僚の不理解)が重なったら…
真面目なお父さんは、イクメンブルーにもなるってもんです。

じゃあ、どうすれば良いのか?
まず出来ること、それが冒頭の「妻の縄張りの解体作業」であり、手段として整理収納を使うのです。


夫が縄張りに入れば、家事育児は自分事になる


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