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「野党第1党」著者から聞いた野党論

2023年9月30日は枝野幸男オープンミーティングに参加しました。

ほぼ月イチペースで開催されるのですが、今回は「野党第1党」の著者である尾中香尚里さんがゲストということで何が何でも!という気持ちで向かいました。

1965年、福岡県生まれ。早稲田大学卒業後、毎日新聞社に入社し、政治部で野党や国会を中心に取材。同部副部長として、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故における菅直人政権の対応を取材した。現在はプレジデントオンライン、週刊金曜日などに記事を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

野党第1党 「保守2大政党」に抗した30年』より

尾中香尚里さんの記事は、他のマスコミのように立憲民主党さえ叩いてけばそれでヨシ!みたいな内容ではありません。

プレジデントオンラインの尾中香尚里さんの記事

日本の戦後政治で野党がどのような立場だったのか知らない今の世代にも、わかりやすく野党の今の役割を伝えてくれます。

「野党第1党」には、この30年の政治の流れがとてもわかりやすく書かれていました。

なぜ立憲民主党ばかり四方八方から叩かれるのか、なぜ不祥事ばかり起こしていて自分たちはまったく身を斬らない維新ばかりを持ち上げるのかもわかりました。

第1自民党と第2自民党(保守二大政党)にしたい人たちがマスコミの牛耳っているのでしょうね。

でも考えてみればわかりますよ。

同じような政党が与党と野党になれば、同じようなことしか考えが及ばないでしょう。
もしそれが、国民を苦しめる政策ばかりになっても、抗う野党がいなければ国民は一部の権力者にボロボロにされてしまいます。

維新の代表が第2自民党と自ら発言したことでもわかるように、彼らには野党の仕事はできません。
もちろん、与党になんてさせたらとんでもないことになります。

公共サービスはますます削られ、弱い立場の人間は見捨てられていきます。
明日は我が身という想像力を持つ人ならわかるでしょう。
維新は野党第1党として働くつもりなんてありませんよ。

枝野幸男さんと尾中香尚里さんのお話を聞いて、ますます立憲民主党を応援したい気持ちが強くなったのでした。

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