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2023年最初のオプミ

2017年の結党当初から立憲民主党の支持者となった私にとって、やはり枝野幸男という人は特別な存在です。

この人の話を聞くたびに、まだこの国を諦めてはいけない・・と思い直します。

枝野幸男さんは埼玉5区の総支部長ですから、代表を降りたあとは埼玉県での活動も勢力的にされています。

代表時代にはなかなかできなかった活動も再開できるようになり、何だかとても元気そうです。

さて、枝野幸男さんは長年の間、地元の大宮でオープンミーティングを行っています。
これは代表をしている間でも、可能な限り続けられていました。
一時期、コロナの影響で中止することも度々ありましたが、原則として月に一度のペースで行っています。

私も千葉県の住民ですが、できり限りこのオープンミーティングには参加するようにしています。

政治に対する気持ちが萎えたとき、立憲民主党の現在に失望しそうになったときに枝野幸男さんの話を聞くと「よし、がんばろう」と思えるからです。

ちなみに、オープンミーティングは約2時間ほど。

動画もアップされています。
基本的に動画では前半の枝野さんのお話の部分のみで、雑談トークや質疑応答はアップされていません。

月に一度のえだのんTALKでお話する内容と重なる部分も多いので、どちらかをチェックするだけでもいいと思います。

ネットニュースなどで切り取られた部分的な言葉だけじゃなく、立憲民主党を立ち上げた人物の今を聞いて欲しいですね。

今回のオープンミーティングの内容も実にリアリティのあるお話ばかりでした。

とくに民主党政権時代の児童手当の所得制限撤廃を自民党が強く反対したことが話題になっていることに関して。
枝野さんとしては、所得制限なども受けずに給付は一律の方が行政の負担も少なくてコストがかからないと。

それについては以前からおっしゃってましたね。
細かい制限をつけることで、手配する職員の手間がかかるわけで。

そしてもう一つ。
もちろん現金給付も助かるだろうが、すでにその段階ではなく、現物給付の方が必要だということ。

現物というのは、食料品などのことではなく、サービスです。
保育、教育、医療など、子育てに欠かせない行政サービスをもっと充実させて子育て世帯の負担を軽減させる。
10年前から児童手当の一律給付をありがたく感じた人たちも多かったかもしれないが、今のように国民の経済状況が痛んでいる状態では時すでに遅し・・というのはよくわかります。

焼け石に水の現金給付よりも、安定して受けられる行政サービスの方がよほど安心感を得られるのではないでしょうか。

自民党が大反対した児童手当の所得制限撤廃を、今さら手の平返ししたことに目くじらを立てて責めるよりも、一歩も二歩も先を進んでいかなければ立憲民主党の存在感を見せることはできないのかも知れません。

国民のために良い政策を提案すれば、結果的に自民党は抱き着いてきますが、時計の針が進むスピードがどうやらかなりスローのようです。

立憲民主党が打ち出すことは、先を見過ぎているのか、国民に理解されないことも多いのかも知れません。しかし結果を見れば間違いではなかったことに気が付く人もいるはずです。

今回の児童手当の所得制限撤廃に関することは、過去の自民党を責めるのはほどほどにして、もっと先を読み、国民の行く先を安定させる政治をしているのはどこの政党なのか!というアピールにシフトチェンジしても良い気がします。


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