それは去年のこと
とある園芸ブログを読んでいたら
「オリーブは挿し木で増やそう」という記事が目に留まり
さっそく試してみることにした
いろいろ方法はあるみたいけれど
ペットボトルを使って簡易温室をつくる密封挿しに挑戦
初夏の新梢を７～８本ほど仕込み、寒くなるころまでの間
今か今かと発根を待ちわびていたのだが
期待も虚しく全滅させてしまい　涙を飲んだ。うううぅ

ブログには簡単そうに書いてあったけど　よく調べると
オリーブの発根率は２０～３０パーセントだそうで
ちっとも簡単ではなかった
ちゃんと調べろよ自分。。。

しかし
難易度が高いと聞けば余計に挑戦したくなるのが人の常
今年も懲りずにやってみたよ

去年の大失敗を繰り返したくないので　今回は違う方法で。。。
清潔なハサミで新梢をカットし3時間ほど給水
その後　挿し木用土に深めにIN

今回はフタ付きのバケツで過ごしてもらうことにした
注意点として
毎日フタを開けて空気を入れ替える（カビ防止のため）
霧吹きで葉水を与える（水分の蒸散を防ぐため）
天気の良い日には日光浴をさせる（光合成のため）
そしてもちろん水は切らさないようにする事

そうしたら

根が出た！
４本挿して２本に根が見えるので
このまま成功すれば発根率５０パーセントってことかな？

ちなみにポットにしているのは　５００ミリのペットボトルを切って
底に穴をあけたもの
コンロで熱したプラスドライバーを押し付けるとプス～っと
簡単に穴があくので　私は種まきなどにも利用している
何より　こうして根が見えるのが嬉しい

このセントキャサリンは
銀葉が美しくてお気に入りなので増えてくれるといいなぁ

直立性で立ち姿もすっきりしているし　自家結実性だから
この一種類だけでも実をつけてくれるところが最高なのだ
ペアのオリーブを育てる場所のない我が家に庭にはピッタリ。

あっ、でも　このチビ苗が育っちゃったらどうしよう？
大きくなるのに何年かかるの？
ちゃんと調べろよ自分。。。

こうして私の庭はどんどん雑植を極めていくのである