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アモル!アモル!アモル!愛がいっぱいルーブル美術館展♡

入口を抜けるとまずブーシェの「アモルの標的」がド~ンと現れ
可愛いアモルちゃん達(キューピッドともいう)がお出迎え。

ふくぶくしいほっぺにプリケツが可愛い
思わず手を伸ばして触りたくなるような肉感にそそられながら
順路を進んで行くと
右を見ても左を見てもアモルだらけ

アモルはヴィーナスの息子で「アモルとプシュケ」のように
一人で出てきて愛の大冒険を繰り広げたりもするけれど
場合によっては複数で現れるらしい
真実の愛の誕生のためのお手伝いは する事がいっぱいあるから
分身でもしなければ手が足りないのだろうね
働き者だなアモル。

それにしても、
相思相愛のハッピーラブもあれば、焦がれたり溺れたり略奪に走ったり
はたまた子を思う親の愛もあったりと 愛にも色々あるものだ
これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛

そんな訳で愛について深く考える事ができた展覧会
ルーブルで実物を観た事があるけれど こういった観点から深く鑑賞する事はできなかったから 趣向を凝らした企画展って楽しいなと思う
オーディオガイドによると ルーブルに「アモルの間」というのがあるらしい
もし今後、万が一にもパリに行ける事があれば是非のぞいてみたいものだ


ロココのエロスをたっぷり堪能し、出口に向かうと
最後の最後にドラクロワ!

贅沢なひとときを過ごし余韻を残したまま外に出ると
夜風が頬に心地よく、ちょっと遠回りして帰った春の日だった

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