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ふわりと引越したい

海の近くに移住してきて2年半が過ぎました。
いま借りている家は、目の前が森で、季節の花木が色とりどりに咲き乱れ、聞いたことのない鳴き声の鳥が桜の木に毎日やってきたり、それはそれは麗しい日々を送らせてもらっています。だけど、風来坊の性分がムクムクと頭をもたげて始めました。

もともと「遠くに海の見える平屋に住みたい」という希望があり、散歩がてらに物件探しもしています。あまりに空き家が多いので、不動産屋さんを通さず、個人的に直談判してやれと突撃してみたけれど、今まで3件中2件は「もう高齢なので人に家を貸す予定がない。売ろうかと思うがそれも面倒で」と現状維持の姿勢。……そりゃそうですよね、見ず知らずの人に家を貸すのは抵抗があると思うし、万が一の時には相続でトラブりそうだし…。

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左は桜、右は梅の木

上の画像は部屋からの景色です。向こうは森なので、真っ裸で日光浴していても、まず人に見られることはありません。とても気に入っています。

……でも、新しいところに住んでみたい。

ということで物件探しは続いています。実は隣町にとても気に入っている低層階マンションがあります。9世帯のみの、単身者か二人までしか住めない2LDK、デザイナーさんが趣味のように設計しているので、全部屋の間取りが異なり、各住居のプライバシーが守られているというマンション。お子様、ペットはNGという大人向けの物件で、古民家もいいけど、正反対の暮らし方、快適で近代的なマンションもいいなぁと揺れ動いています(こちらは人気があるので、空き室をつかむタイミングがむずかしい)。

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天国のような公園

裏山を上るとこんな景色が広がっています。湘南エリアですが、初めてここに来た時に度肝を抜かれました。こんな天国のようなところに私は住んでいるのかと。都内生まれの都内育ちの私にとって、驚き以外の何ものでもありませんでした。

てさて私の住まいの選択肢は次の4つに絞られます。
 ①古民家を地道に改造して暮らす
 ②低層マンションでおしゃれに生活を愉しむ
 ③今の家で花鳥風月を慈しむ。
 ④いっそのこと都内へ帰る。

どれも魅力的です。友人たちにどれがいいと思うか聞いてみたところ、意見がバラバラでおもしろかったのでご紹介します。

①古民家
 ・やはり地ベタについた生活はいい。土があるのはいい。
 ・大正、昭和時代に建てられた家は趣があってよい。
 ・不自由も楽しむべき。

②低層マンション
 ・なんのかんの便利さに勝てない。
 ・年を取った時に庭があると大変すぎるぞー(草取りや剪定)。
 ・隣近所の騒音も少ない。

③今の家で花鳥風月を慈しむ。
 ・「お宅は町で一、二を争う有料物件ですよ」←不動産屋さん談
 ・緑にあふれていて素敵すぎる

④いっそのこと都内へ帰る
 ・もともと都会人なんだから、その方がよくない?
 ・都内へ出る時の交通費と時間がもったいない
 ・なんでも揃っている

テラスでご機嫌さんのわたし

さあ、私の暮らしは今後どうなっていくでしょうか?!
こうご期待✨

pay forwardで行動していきます、ありがとうございます☆