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物語⑰

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静かに流れる時間。
どのくらい話しただろうか。
自分でもわからない。
でも、不思議と喉は乾いていなかった。
空っぽのカップがなぜかとても美しかった。
コップの水を飲み干す。
カランと音がした。
店内に、自分に、響いた。

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