△らばんしーずの稽古日誌

こんにちは。
今回から参加のasamicro(アサミクロ)です。

稽古しています。みんなの空気にも少しずつ身体もフィットして来ました。
そんなある日、わたし誕生日だったのです。
当日は稽古でしたし、割と毎回必死なのでそんな気持ちの余裕もなく。

…スカンと空気が止まって、みんながニヤニヤとケーキを持って来てくれました。
嬉しかったなあ。幸せだったなあ。だからやっぱり頑張れちゃうなあ。

家族でも、学校でも、会社でも、友人でも、そして同じフィールドダンサーでもない人たちが週に何日も顔を合わせて過ごしています。
それって結構なんというか、なんの共通点もないです。
綺麗にまとめると「ダンスが好きな想いだけ」と言うのでしょうか。
けれど、わたしは踊りが好きで踊っていると言うと少しそれもまた違います。
私にとって踊りは玄関の様なポジションに過ぎません。何かに出会い、何かを学び、何かを産み出す入口として踊りで繋がり、自分へ戻って来たりします。
不器用だから、少し踊りの力を借りて毎日を生きるための知恵やコミュニティが成立したりします。

lal bansheesのみんなはとても気持ちが良いです。
一つピンと線が張ってあるBOXがあり、そこにそれぞれのエリアがある感じ。横山さんが個々の色の線を持ってきて、太さや長さを調節してポジションを作ってくれます。
嬉しい事にそのスポットにはちょっとした空間と、間接照明があって、カーテンもついています。だから自由に少し考えたり、踊ったり、でも壁は薄いから仲間の様子はわかります。
最新のお洒落な少しランクの高いゲストハウスの様な感じかしら。

みんな個々に持った目標と向き合いながらひたすら場を作っています。色々あっても現場の空気をゼロに戻して挨拶してくれるlal bansheesのみんながとてもカッコいいです。
正直、落ち込んで、情けない気持ちになる稽古の日もあります。
でも帰り道に誰かと話していたり、LINEを見たりすると「よし、練習してからまた明日を向かおう」ってなります。
「もっときっとできるぞー」ってなります。これは良いことか悪いことか分かりませんが、「迷惑をかける」「足を引っ張る」と言った感じはありません。
だって、そんな気持ちでやっていませんから。ただ自分のこんなんじゃないに涙目になります笑。

これってすごく価値のある感情だと思っています。今のみんなが作ってくれている空気だと感謝しています。
今回、私が盗みたいものは そういう気持ちを起こせる人柄ですね。性格は本番に踊りとして出ると思っています。

ね、女だけがこんだけ揃ってたら派閥のエピソードでも書いたら面白かったと思いますが残念ながら円満です!

今の所 笑

asamicro

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