益田ミリさん『どうしても嫌いな人 すーちゃんの決心』より

心に響く場面がたくさんあるなか
こちらを抜粋させていただきます

それは、とても
ささいなことなのだと思う

人を
嫌いになる理由

なにかひとつのことが
嫌いなんじゃなくて

いくつかの小さい
イヤな部分が

まるで

たんすの裏の
ホコリみたいに

少しずつ、少しずつ
たまっていき

そして

掃除機で吸いこめないくらいに、
その人のことが嫌いになる

p.34〜p.35より

私の感想

人を嫌いになることって
大人になってもあったりすると思う

そんなときに自分を責める必要はないと思う

向きあってもどうしようもできないこともあるし

嫌いから好きにぬりかえることも難しい

嫌いは嫌い

それを認めて
逃げるように次の場所を探したっていいよね

私たちの住む世界はそこだけではなく
いつでもどこでも自由に選べるのだから

ミリさんいつもありがとう

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