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2020年 晩夏のスペインに行く(5)


◾️市街散策


そして突き出た要塞都市の海っペリを一周回る。

カテドラルから南側→西側→北側

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そうするとちょうど根っこの細いくびれのところに戻ってくる。


カディスの海はそれぞれで全然違う表情をしている。

◾️南側

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この面はテトラポット配置されている深さのある側。

なので海の色も蒼(あお)という感じ。

この面を歩くとカテドラルが見える。

太陽に輝くオレンジ色のドームがとても綺麗。

◾️西側

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(注:今年ではありません。今年は要ソーシャルディスタンス)

こちらはビーチエリア。

カディスで最も有名なカレタビーチがある。

砂浜と岩礁があって、夏はカラフルなビーチパラソルが所狭しと並ぶ。

沖には渡り廊下で繋がった要塞サン・セバスチャン城があり、皆その城に向かって散歩している。
(城エリアに入れる時と入れない時がある。理由は不明)

このビーチにあるレストランのシーフードはやっぱりめちゃくちゃ美味しいです。

そしてこの海の先はアメリカ大陸。

南側と同じく、沖の方は深い蒼色の海。

◾️北側

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こちらはカディスの港があるエリア。

湾になっていて遠浅で、海がエメラルドグリーンに見える。

対岸の方にはエル・プエルト・デ・サンタ・マリアという街が見えている。

◾️見所


海以外は特にない。
(ごめんなさい🙏)

けれどスペインに来た時は必ずこの海が見たくなる。

海を見ながらカレタビーチのバルで🍺ビールを飲む。

そうすると人生の嫌な事なんて、もうどうでもよくなる。

太陽って物凄く大事だとカディスは教えてくれる。

人生行き詰まったと感じた人はぜひ一度カディスに足を運んで下さい。

◾️そしてセビージャへ


ここでタイムアウト。

上記ルートをゆっくり一周すると2時間くらいかかるだろうか。

ホテルに戻って、預けていた荷物を受け取って駅に向かう。

駅に行くバスも教えて貰ったけど、そう頻繁にはこないので、待ってる間に歩けば着く。

スーツケースはちょっと重いけど、まあいいや。

◾️駅のチケットオフィス


カディスのチケットオフィスはこじんまりしている。

今開いている窓口は一つだけ。

そして何故かいつもスペイン人は窓口で話し込む。

今回私の前の客は、割安の切符についてあれこれ聞いている。

多分日本人であれば、

「窓口一つだけだから私は早めに終わらなきゃ」

と考える。

でもスペインではこれが当たり前で、よっぽどの事がなければみんな大人しく待ってる。


電車出発まであと10分。

やっとチケットが買えた。

歩き回って喉が渇いたので、駅のスタンドで

「ビール!」

で1分で飲んで電車に乗る。

◾️セビージャ到着


1時間40分程でセビージャに着き、アパートの鍵の受け渡しまでまだ時間があるので、セビージャについたよと家主に連絡入れて(これが私が借りるアパートの決まり事)、先にお昼を済ます。

16時に約束しているので駅から表通りに出たすぐのところにあるお気に入りのタベルナ(レストランとバルの中間くらいな感じ)に行く。

ここのサーロインウイスキー風味が美味しいです!

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通常日本人女性であれば、tapasという小皿料理2つくらい頼むとちょうど良い量です。

パンもついてるしね。

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久しぶりのセビージャだなぁ。今回はどんな滞在になるかなぁ。

と期待と不安が入り混じる時間。

きっとうまく行くさ!
考えたってしょうがないからね。

◾️アパート入居


お昼ご飯を食べ終わり、最寄りのバス停からバスの乗る。

バスもだいぶ覚えた。

前に一度このアパートは滞在した事がある。

セビージャ市街の中だけど、ほとんど北の外れの方。

ビエナルの第3会場であるテアトロ・セントラルが近い。

今年は変則ビエナルだけど、通年はテアトロ・セントラルの公演はメイン会場のマエストランサ劇場の公演が終わってから始まる。

だから23時スタートとか。

帰りが深夜1時2時になるからちょっと怖いのだけど、今回は21時スタートの物ばかり。

帰りのバスもある時間。

出来れば今後もこのシフトでやって欲しい。


で、今回は無事鍵を貰って3週間のセビージャ生活がスタートします。

(続く)

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