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精神疾患と外国へのあこがれ オズの魔法使

子供の頃はアメリカに憧れていた。
大きな冷蔵庫やクルマに憧れていたわけではない。
自由でフランクな人間関係だろう。
米ソ冷戦の時代で、国家間の全面戦争が無かった時代だ。
ベトナム戦争の後の、つかの間の時代か。
爆弾を雨のように降らす国は、憧れないと思う。

現代の日本の若者たちは、インターネットの世代で、いやと言うほど現実に直面している。
でも、日本での人間関係に適応できない若者も多いようだ。
いろんな精神疾患も諸外国にも存在するようだ。
日本では、人間関係が精神疾患の発症の引き金のような気がする。

精神疾患にかかった後の生活も、日本と外国ではちがうようだ。
集団の内にいるか外にいるかの日本と、個人個人を尊重する外国か。
たぶん、自分の根拠のないイメージだろう。
多数の人々が、ホームレスとなる社会が外国の現実かもしれない。
日本は、精神病院に社会的入院をしている精神疾患の方も、まだまだ多いそうだ。
社会的入院とは、退院可能でも社会の受け皿がなくて、入院し続けることだ。

理想の国は、イメージの中にあるのだろう。

オズの魔法使

オズの魔法使は、アメリカの童話だ。
理想の国に憧れるのは、アメリカでも日本でも同じようだ。
現代では情報の発達で、ボーダレス(国境がない)かもしれない。

魔法の国を冒険するのは、精神疾患の世界と重なる。
魔法のくつで、現実の世界に戻るのは、精神疾患の回復かもしれない。
現実の世界が一番良い、と言える日本になってほしい。

自分の精神疾患の体験を電子書籍にまとめた。
日本の昭和版の「オズの魔法使」かもしれない。
令和の時代に届けたい。

電子書籍
タイトル 「アンドアイラブユウ
著者 ラナイ
定価 千円+税


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