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「永久に死なない存在」を目指す-蘭茶みすみ、メタバースで二次創作VTuberできるAI音声学習モデルとVRMアバター配布

 VTuber蘭茶みすみは、AIボイスチェンジャー「RVC」向けの自身の音声学習モデルとVRMアバターを4月26日に同人通販サイト「Booth」で配布した。利用規約を「蘭茶みすみが仮に命を失った場合、正式に皆さんは「蘭茶みすみ」を名乗ることができます。」とすることでバーチャルな存在としての「蘭茶みすみ」を永久に続けられるようにするねらい。VTuber蘭茶みすみは自身の二次創作存在を公式に認め、実際に声と姿を自由に利用できるようにすることで「肉体に囚われないVTuber」を目指す。普段の声にはボイスチェンジャーを使っているためAIボイスチェンジャー利用者は「ボイスチェンジャーでボイスチェンジャーの声を出す」ことになる。

 RVC向け音声学習モデルは.pthファイルになっており、「ずんだもん」ボイスなどで使われるAIボイスチェンジャー「RVC」に読み込ませて使うことができる。アバター「量産型蘭茶」VRMは複数のメタバースプラットホームで使うことができ、組み合わせることでメタバースプラットホームや動画配信で「蘭茶みすみ」の二次創作VTuberを演じることができる。蘭茶みすみ本人の死後は正式に蘭茶みすみを名乗ることができる。

Booth「量産型「蘭茶みすみ」RVCボイチェン向け学習モデル+VRMアバター」(100円)


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