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未成年VRChatterと大人の責任

 非常に若いVRChatterがいるということで、みすみんの考えを書いておこうと思います。未成年VRChatterを生み出しているのは私たち大人ではないでしょうか?

 VRChatも使い方次第だと思っています。高校生の頃からxRやメタバースをやってAO入試で大学に行っている人を何人も見ているので、若いころに新しい文化やテクノロジーに触れた方が実りある経験を得られることがあります。今はそういう時代。ぶいちゃのいいところは人生を進めることも、人生から逃げることもできる懐の広さだと思います。

 そういう意味ではみすみんはVRChatに出会えてよかったと思っています。みすみんはVRChatを媒体に活動を進めることで人生を進めているし、VRChatに引きこもることで自分の居場所にもしている。つまりVRChatを経由する新しい生き方が生まれたことで人生に幅ができたのです。

 現実世界では生きづらいことがどうしてもある。逃げが必要な時だってある。障害があったりマイノリティだったり、いわゆる「普通」に合わせて生きられない人がいる。そんな時に現実とはちょっと違ったメタバースという別ルートを選択できる世界の方が生きやすい。各人の自由の発展の場が必要なのです。

 私たち大人の責任は、子どもたちに「普通」を押し付けることではなく、私たちが押し付けてしまった「普通」という呪縛を社会から解消することです。そうすれば子どもたちは、メタバースでも現実でも自分らしく無理なく生きられるようになります。現実に人が戻っていきます。メタバースと現実の境を無くしたい。

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