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キッチンの扉を変える

(キッチン本体を交換するより)1/3の価格で満足度アップ

古くなったキッチン、なんだか可哀そう
でも交換するとなると結構な費用がかかりますよね
そんな時、試してみ欲しいこと

まずは現況確認

悪くはないのだが
扉を、変えてみたい

※ こちらの物件では設備の劣化が進んでいたため、キャビネットも一緒に交換します

扉の採寸

まず最初に、扉の数、サイズ、掘り込み部分の直径、距離などを採寸します

扉のサイズの他、掘り込みの位置などを計ります
丸い部分が、丁番を埋め込むための掘り込み
取り外した丁番は、新しい扉に使います

工芸屋さんに、扉をオーダーする

私たちは、真心こめて良い扉を制作して下さる森田工芸さんや、耐久性に優れた耐水バーチ合板を納品して下さるテツヤジャパンさんに依頼することが多いですが、あなたの完成を満たしてくれる工芸屋さんを探してみても面白いかも知れません

森田工芸さんが制作して下さった、無垢シナ(天然目)の扉

好きな色に、塗装(オイル編)

私たちは、木が好きなので、木目を残し上品な仕上がりにしてくれるオスモ&エーデル社の塗料を活用することが多いです

※ 毛羽立ちが気になる場合は、適宜研磨しましょう

塗装前
専用のコテ刷毛
左は素地、右はクリア塗装(綺麗な飴色になります)
個性的な色にしたいときは
ファーグリーンはいかがでしょう?
その他の色(サンプル基材)

好きな色に、塗装(塗りつぶし編)

海外ドラマに出てくるようなキッチンに憧れているあなたには、自然に近い色を表現するFARROW&BALLはお勧めです

迷うくらい多い、選択肢
落ち着いた白系
シックなグリーン
明るくなるピンク
ナチュラルなブラウン
試し塗した、グレー

取っ手選び

塗装が終わったら、取っ手を選びましょう
ここは、使い勝手と、あなたの好みで選んでみましょう

上品な真鍮
レトロモダンな陶器
シンプルな取っ手無し(手掛け加工)

そして、取り付け

どうなるか、愉しみです

もともとの扉にあった包丁差しなどは、新しい扉に取り付けます
吊り戸も、新しい扉に
好きな照明や、家具を置いて
完成です

その他の事例

ファーグリーン(オスモ)を使用した、吊戸棚
耐水バーチ合板を使用した、ミニキッチンの扉
手掛け(取っ手)が、綺麗です

いかがでしたか?
既製品の扉を交換することで、雰囲気はだいぶ変わりますね
あなた好みの素材、色、空間をぜひ愉しんでみて下さいね


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